【日本酒】おうちで簡単蕎麦屋飲み【400円】

松本で日本酒を飲んだ時に日本酒にハマりましたが、一つ問題がありました。

 

それは、普段食べている料理が日本酒に合わないということです。

 

 

私は基本的に自炊しているのですが、中華やカレーがメインで、もちろんそんなものは日本酒に合いません。

日本酒に合うのは、たまに買うスーパーで半額の刺身くらいでしょうか。

 

 

そこで考えたのが、蕎麦屋飲みを家でできないか、ということです。

 

 

 

もともと、江戸前(?)蕎麦では蕎麦の香りが大事とされていました。

蕎麦の香りは打ち立て・茹でたてが一番良いとされ、お客さんが注文してから蕎麦を打つので提供までに時間がかかりました。

 

そこで、蕎麦ができるまでにツマミと日本酒を提供し、蕎麦ができるまで飲み食いしてもらおうと考えたのが蕎麦屋飲みの始まりだそうです。

 

ツマミは蕎麦屋で備わっているもの、「出汁」「わさび」「海苔」「天ぷら」が使われることが多かったようです。

出汁を使っただし巻き卵、かまぼこにわさびを添えた板わさ、焼き海苔、天ぷらが主な料理です。

 

 

ただ、自分で買ってきた日本酒を飲むための肴が欲しいわけで、店頭で飲んでいたら本末転倒です。なので、自宅で蕎麦屋飲みを再現することにしました。

 

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用意するのはこちら。

①かまぼこ(98円)

②だし巻き卵(98円)

どん兵衛(120円)

④わさび(80円)

 

計400円也。

 

 

だし巻き卵、板わさ、天ぷら、蕎麦の4点をなるべく簡単に揃えようと考えた結果です。

 

調理は超簡単。

だし巻き卵はパックから出すだけ、板わさはかまぼこを切ってわさびを添えるだけ、カップ蕎麦はお湯を入れるだけです。

 

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できました。

わさびは良いやつがあったのでそれを使っています。

今日の日本酒は高山の裏天領です。

 

正直、空腹だとだし巻き卵はあまり日本酒のお供になりません。

醤油をかけた方が良いかと思います。

 

板わさは日本酒にぴったりです。

わさびは少し良いものを使った方が良いように思います。

 

 

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〆は天ぷらと蕎麦。

天ぷらはツユにつかりすぎないようにして、カリカリのままいただきます。

蕎麦は余ったわさびと七味を入れて、ちょびちょび食べます。

 

正直これが一番日本酒に合う気がします。

 

 

 

というわけで、超簡単・安価に蕎麦屋飲みを家でしてみました。

一度蕎麦屋で本当の蕎麦屋飲みをしてみたいとは思いますが、家呑みのツマミならこれで十分です。

 

安くおなか一杯になるので満足しています。

 

転職活動をしてみて

転職活動をしてみて。

 

リクルートエージェントを通じて転職活動を進めているのですが、途中で思ったことをまとめてみます。

 

 

 

私は20代で第二新卒(入社後3年未満)を若干過ぎた程度の社会人です。

仕事はメーカーで、営業・輸出入・開発・製造を経験しています。

 

 

リクルートエージェントは最初にキャリアシートを作成して担当者(エージェント)と面談をすると、自分に合った求人が送られてきて、そこへエントリーして進めていく流れになっています。

 

僕の担当になったエージェントは、良くも悪くも「マニュアル通り」の仕事しかできない人でした。マニュアル通りに必要事項を確認し、チェックしてるんだろうなという雰囲気がプンプンします。

 

なので、届く求人は特に洗練されている感じもなく、希望年収で営業の仕事があればとりあえず送られてくるような感じです。

 

 

 

で、転職活動を進めてみて思うのが、9割の企業が年功賃金を導入しているということです。

例えばある企業が年収330~600万円で募集をしているとして、エントリーして話を聞いていると「あなたは20代なのでこの給料です」という話になります。大抵350~400万円です。

 

じゃあ年さえ食ってればもっといい給料もらえるんでしょうか?

 

 

 

私は自分の能力を評価してくれる会社で高い給与をもらって仕事をしたいと考えています。当然です。同じ仕事なら高い給料がもらえる方を選びます。しかし、転職活動で求人を見ていると予想以上に多くの会社が、年齢ベースで賃金を決めているように思います。

 

 

自分の能力が評価される会社に入ればいいじゃん、と考えましたが、自分が仕事をしているのと違う業種だと、私がこれまで積んできたキャリアをなかなか理解してもらえないのです。

 

例えば、輸出入の業務は実際に仕事をしている人には仕事の大変さが伝わりますが、実務をしたことがない人には全く大変さが伝わりません。

 

営業も、右肩上がりで結果を残せていれば評価されるのでしょうが、客先の業界が順調でなければそう上手くも行きません。数字を維持できているだけでも有能な業種ってあると思います。ですが、そのあたりを正直に話しても、実情を知らない人には正確に評価してもらえないでしょう。

 

 

 

何が言いたいのかというと、

・転職で給料を上げようと思うとこれまでの経験が必要

・しかし、他業種・職種だとこれまでの経験が理解されない

・給与は大抵の場合年功賃金に落ち着く

 

ということです。

一次面接を人事担当として、二次面接を現場の課長・部長と行うケースが多いように思いますが、現場の課長・部長数人が理解できるキャリアを持っていないとキャリアアップにはつながりにくいということです。

 

 

 

 

私はこれまでのキャリアは他業種への転職であっても評価されるべきだと思います。

だってそれが「その人が仕事ができるか」を表しているからです。

 

 

私は一人の転職で数百万円受け取るリクルートエージェントはもっと仕事をすべきだと思います。

 

私につけられたのはマニュアル通りの仕事しかできないカスエージェントで、別の担当者に変えるようにリクエストを出しましたが、次の担当者も大してレベルの変わらない人でした。まあ要するにカスです。カス。

しかも、こんな言われた仕事しかできないカスエージェントにアシスタントがついており、私はとても驚きました。仕事できなくてもアシスタントってつくんですね。

 

 

リクルートエージェントがすべき仕事とは、「複数の業種・職種の知識を持ったエージェントが、求職者のキャリアを評価し、それを転職先の企業に伝えること」ではないかと思います。

 

その過程で求職者のスキルに見合った仕事を仲介できれば尚善。

 

 

まあとにかく、一度の転職で数百万を受け取るエージェントの仕事として今のお仕は非常にお粗末ではありませんか?と私は思うわけです。

 

 

 

 

話がそれますが、私はもっと日本の転職市場は拡大すべきだと考えています。

稼げない業種から稼げる業種へ労働力は移動すべきだと思いますし、競争力のある企業がさらに力を伸ばしていくべきだと思います。

 

閉鎖的な賃金体系の中で労働力をこき使うのはせこいです。

 

そのためには人の能力を正しく評価することが必要で、それは1回の転職で数百万円を受け取ってる転職エージェントの仕事なんじゃないですか?と私は思うわけです。

 

 

終わり。

北アルプス縦走 装備の振り返りと反省

今回初めてソロで2泊3日の縦走を行いました。

その中で色々な気付きがありましたので、ここにまとめておきます。

 

*ルートや日程などの詳細は別の記事にまとめてあるものをご覧ください。

 

 

 

【良かった点】

・ビビィ+インナーシュラフで快適に寝られた

今回は夏山の縦走でした。

寝るときはパタゴニアのキャプリーン4を着て、寝袋代わりにSea to Summitのインナーシュラフにビビィをかぶせたものを用いました。

 

3シーズン用シュラフほどの防寒はこの縦走では必要なく、また、冬用ダウンも不要でした(200g以下の軽量ダウンはあってもいいけど)。

今回ダウンが必要になるとすれば槍ヶ岳キャンプ場だけ(昼間でも寒かった)で、他は十分フリースでカバーできたと思います。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) サーモライトリアクター エクストリーム ST81402SOL(ソル) エスケープライトウ゛ィウ゛ィ 12517

 

 

 

・ミニテーブルを持って行ったらテント内での調理が楽

今回100均で買った小さなテーブルを持っていきました。

雨が多かったこともあってほとんどテント内で調理をしたのですが、テントに直接コッヘルを置くより、テーブルに置いた方が安定します。また、お湯を入れた鍋を直接テントの床に置かなくてよいのは精神的に良いです。

結構軽いので、この重量なら持っていくのはありかなという感じです。

 

 

・エアマットはショートサイズで十分

今回はNemoのテンサー ショート マミーをエアマットとして持っていきました。

230gの軽量エアマットです。

 

膨らませなくてよいクローズドセルのマットと迷ったのですが、エアマットが4割引きで1万円を切っており、クローズドセルのマットが7千円近かったのでエアマットにしました。軽いし。

 

NEMO ニーモ テンサー ショート マミー[NEMO(ニーモ)] スイッチバック ボリエール レギュラー NM-SWB-R-BR

左がテンサーマミーショート 230g 長さ122㎝ 定価15000円

右がスイッチバック 415g 長さ183㎝ 定価7000円

 

まあ正直180㎝のフルサイズのクローズドセルマットは快適です。

ですが、ショートサイズのエアマットでも十分身体をカバーでき、私は快適に寝られました。

そこまで長くなくても結構快適に寝られるなあというのが今回の感想です。

 

 

・テント収納袋はいらない

今回は雨が降ることがわかっていたので、テント収納袋は持っていかず、テントは最初から最後まで45Lのゴミ袋に入れていました。

撤収が早くなるし、バックパックの中濡れないし、これでいいと思います。

 

 

・朝食はアルファ米にお茶漬けが至高

今回の山行のため、アルファ米の白飯を200円/100gでまとめ買いしました。

それをジップロックに110g入れ、わさび茶漬けを2袋入れて毎朝の朝食としました。

 

尾西食品 アルファ米 白飯 100g×10個永谷園 わさび茶づけ 6袋入

 

食欲がなくても食べやすい、毎日これでも飽きない、お湯沸かしてぶち込むだけなので調理・片付けが楽 という利点があります。

 

 

・上は長袖で

これは主に日焼け防止の目的です。

速乾ウェアの長袖での行動が個人的なおススメです。

 

メリットは、日焼けしにくい、暑ければ袖まくれば良い、雨降った時に上からレインウェアを着ても肌が直接触れないのでべたつかない という点です。

デメリットは若干重い、暑い くらいだと思います。

日焼けは落ちるのであんまり効果を期待しない方が良いです。

 

速乾ウェアはよほど熱くない限り長袖を買うのが私のこだわりです。

 

 

 

・OakleyのPrizm Trailは明るくて見やすい

[オークリー] サングラス 0OO9369 936903 PRIZM TRAIL 57

OakleyのPrizm Trailは明るく、朝から夕方までつけていてもあまり暗いと感じません。

一度リニューアルしているらしく、後期モデルのほうがお勧めです。

 

・雨には傘

100g以下でフレームがCFRPの傘を2000円で買って持っていきました。

ダブルトラックを歩くとき、テント場での移動の際は重宝します。

軽いのなら持って行って損はないと思います。日傘にもなりますし。

 

 

・ごみ袋はジップロック

食糧類は1日ずつ大きめのジップロックに入れて持っていきました。

食べた後のゴミはそのままジップロックに入れれば臭いが漏れず、液も漏れず、容量が圧縮できるので良いです。安いやつで十分機能します。

 

 

【悪かった点】

・荷物は軽く!!!!!

今回はおそらく17㎏~20㎏くらいの装備を背負っての行動でした。

荷物が重くなった要因は、三つ、①テントが重い(2.3㎏) ②行動日数が長い(=食糧が重い) ③色々とマージンを持って挑んだ 点です。

 

正直、この重さの荷物を一日中背負って行動するのはしんどいです。

今回、休憩込みでも設定コースタイムの70%くらいしか時間がかかってなかったのですが、そのくらいのペースで歩けるならもっと短い日程でもよかったと思っています。

 

テントが重いのは僕の持ち合わせがなかったからです。ただ、一人で3人用のダブルウォールテントに泊まるのは非常に快適でした。その点だけよかったです。

 

次にやるならMAXでも3泊4日、テントは1.5㎏前後のモデルにしたいです。

10㎏ちょいなら背負っててもほとんど負担ないので、軽い荷物で快適に行きたいです。

 

 

・靴擦れがひどかった

今回日程が4泊5日から2泊3日になったのは、大雨の影響もありますが、靴擦れが日に日に悪化してきたのが一番大きな要因です。

 

二日目には皮が3層捲れてだんだん赤くなってきました。

 

原因は明確にわからないのですが、雨で靴下が濡れた状態が続き、クッション性が失われた点、また濡れた状態で擦れたことが原因かとは思っています。

 

ウールの厚手の靴下を使っていたのですが、長い間使って薄くなっていたのかもしれません。

 

防止策としては、①晴れた日を選ぶ ②完全防水の靴下にする(靴は一応防水でした) ③もっと厚い靴下にする くらいでしょうか。完全防水の靴下が一番有力です。

 

 

・下着(特にパンツ)が乾かない

ユニクロのエアリズムのパンツを履いていったのですが、これがとにかく乾かない!

まあレーヨンとか綿とか天然繊維が混ぜられているのが大きな要因だと思いますが。

 

これは雨のせいというより、汗が乾かなかったことが要因なので、晴れていても問題になりそうです。

 

対策として、速乾の下着を買うしかありません。

(すでにポリプロピレン製のを買いました)

 

 

サーモスの水筒はいらない

標高高いところ歩くので行動中に飲む水が熱くなることもなく、保冷目的での水筒は不要です。

また、保温目的でも水場が豊富な山では都度水を汲んで沸かした方が荷物を軽量にできます。

 

水場が少ない山行では有効だと思いますが。

 

・もう少しいい帽子にしておけばよかった

香港で買った500円くらいの帽子を持って行ったのですが、濡れて乾かず、重さもあったと思います。

軽くて速乾性の高いモデルにすべきでした。

 

 

・2日もシャンプーしないと結構不快

身体は制汗シートで拭きましたが、結構髪の毛も洗わないと不快です。

水のいらないシャンプーとか考えた方がいいかもしれない。

 

 

以上になります。

防水の靴下と、軽量なテントが喫緊の課題ですかね~

 

 

北アルプス縦走

夏休みに北アルプスの縦走をしてきました。

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【当初の計画】

1日目:上高地→涸沢→穂高→涸沢

2日目:涸沢→槍ヶ岳

3日目:槍ヶ岳→三俣山荘

4日目:三俣山荘→雲ノ平

5日目:雲ノ平→折立

 

【実際の予定】

1日目:なし

2日目:上高地→槍沢

3日目:槍沢→三俣山荘

4日目:三俣山荘→折立

 

 

1日目は台風が来ていたため、穂高はパス。

また、5日目から大雨になる予定だったので予定を前倒ししました。

 

 

 

初日は家から高山市街まで移動し、ゲストハウスに宿泊。

ジビエ屋さんで鹿とイノシシを食べます。鹿よりイノシシのほうが僕は好きです。

 

 

1日目

翌日は高山7時発のバスで上高地へ。

バス2600円で9時前に上高地に着きます。

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雨で観光客はほとんどいません。

ダブルトラックの林道で傘差しながら横尾まで移動します。

 

 

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横尾から先は行ったことがなかったのですが、若干道が細くなる感じです。

 

 

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すたすた歩いていると13時頃に槍沢山荘に到着。

テント場の受付をして、食堂で牛丼を頼みます。

 

 

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ここからテント場まで30分ほど歩くので、ここで酒を飲むつもりはなかったのですが、牛丼を見た瞬間にビールを買っていました。

 

テントが1張2,000円、牛丼が1,000円、ビールが600円です。

外が雨だったので、早くテント場に着いてもやることがなく、山荘で適当に時間をつぶして15時頃に出発します。

 

 

 

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16時前にテント場に着いて設営を完了。

これは一瞬晴れたときに撮った写真です。

 

この後テント内で夕食をとり、歯を磨いて19時に就寝。

 

 

 

 

2日目

3時に起床。

お湯を沸かしてアルファ米を作り、わさび茶漬けを入れて朝食にします。

今回の朝食は全てお茶漬けにしましたが、これは大正解でした。

 

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日が昇る前に出発しているので真っ暗でした。

 

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徐々に明るくなってきます。

 

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他に登ってる人は結構軽装な人が多かったです。

槍沢ロッヂか殺生ヒュッテに荷物デポしてる人だと思います。

 

槍ヶ岳は水が有料なので、僕はケチって3L水汲んで登ってました。

多分荷物は18㎏くらいあったと思うのですが、かなりしんどかったです。

 

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槍ヶ岳、どれだろう?と思いながら写真を撮っています。

これには写ってないですね。

 

 

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槍ヶ岳見えました。

 

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結構登ってきました。

 

7時頃に槍ヶ岳山荘に到着。

混む前に槍ヶ岳を登ってしまいたいので、すぐに防寒具など山頂までの荷物をまとめます。

 

槍ヶ岳までの登山道は崖で、下手すると落ちる感じの道でした。

ただまあ浮石にだけ気を付けて、三点保持で登れば特に危険な感じはなかったです。

 

登りと下りが一方通行になっており、登りは先行者の落石を避けるために距離を開けて登りました。

 

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槍ヶ岳に到着。

奥に見えるのが黒部五郎岳とかだと思うんですが、合っているかは謎です。

 

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妙に赤い山があります。多分焼岳です。

 

 

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これは南方向なので穂高とかです。

 

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南岳とか。

 

山頂からの景色は最高で、昼食とりながらしばらく眺めていました。

ストール巻いたインド系の人たちがいて、妙にそれっぽかったです。

 

 

しばらくして槍ヶ岳山荘まで降ります。

絶対下りのほうが危険だろうと思っていたのですが、それほど怖いポイントもなく、問題なく降りられました。ちゃんと足置く場所を見て下れば大丈夫です。

 

本来だと槍ヶ岳でキャンプをする予定だったのですが、まだ8時過ぎ、今から19時までゴロゴロするのも勿体ないので行けるところまで行くことにします。

 

目標は三俣山荘。こちらのキャンプ場は予約を1日ずらせることが確認できました。

ですが。万が一たどり着けなかった場合を懸念して一応双六山荘にもキャンプ場の空きを確認します。

 

 

まあ結論から言うと双六小屋の人とは会話が成り立たず、三俣山荘まで行くことを決意しました。

 

双六山荘へは電話をして、「今槍ヶ岳で、三俣山荘まで行くつもりだが、万が一たどり着けなかった場合のために、そちらのキャンプ場の空き状況をお伺いしたい」と正直に伝えました。

 

それに対する返答が「あ~じゃあ(双六)山荘に泊まってもらうしかないですね」

 

意味が分からなかったので、「え、キャンプ場の空き状況を聞いてるんですが?」と返す。

 

「泊まるかどうかが確かでない予約を受けることはできない。そういう人がいると迷惑なんですよ。テント場はキャンセル待ちの人がいるような状況なので。」との回答。

 

……いや、普通に「キャンプ場は空いてないです」って答えれば良くないですか?

「あ~じゃあ(双六)山荘に泊まってもらうしかないですね」っていうのはおそらく予約なしの割高料金で山荘に泊まれという意味だと思うんですが、僕が聞いてるのはキャンプ場の空き状況なんですよね。

 

全く会話が成り立たないんですけど。

 

話を聞いているとその日キャンプ場は空きがあるようでしたが、それならキャンセル待ちの人に電話してあげればどうでしょうか?それでも空きがあるなら「今は空きがあります」って答えれもらえれば十分なんですが。5時間以内には着く予定なので。

 

まあそんなやり取りがありながらも、三俣山荘のテント場を抑えて西鎌尾根を行きます。

 

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槍ヶ岳を出てすぐ、何かが道を横切ったと思ったらライチョウでした。

地味な色してるね(当たり前)。

写真をよく見ると可愛い顔してます。

 

 

この後、立派な一眼をぶら下げた人とすれ違ったので、「さっき槍ヶ岳手前にライチョウがいましたよ」と親切心で伝えたのですが、それを僕の自慢だと受け取られ、「僕は2日前にライチョウの親子を見かけましたけどね!」ってマウント取られました。クソがよ。

 

なんで山に来てまでイライラしないといけないんだと思いながら歩きます。

 

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序盤は結構ガレガレの道です。

ちょっと気を付けて歩かないと危ない感じでした。

 

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硫黄乗越にて。

 

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振り返ると槍ヶ岳が見えます。

 

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何よりも荷物が重たいです。

 

12時前には双六山荘に着きました。

この時点でテント場ガラガラ(5張程度)でした、この日満員になるのかな?

 

この辺りからオシャレUL登山男・女が現れ始めました。

山と道のショーツに、Ridge Mountain Gearの小物。どこから来たんでしょうね。

 

 

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双六岳は回避することもできたのですが、気合を入れて登ることにします。

この時点ではかなり疲れが来ています。

 

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空荷の人ばかりでしたが、その人たちを追い抜いて登頂。

正直、めちゃくちゃしんどいです。

 

槍ヶ岳が遠くに見えます。

 

 

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気合を入れて三俣蓮華岳

 

 

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下って三俣山荘に到着。

手に持っているのは山崎のウイスキーと自分で焼きを入れたチタンカップです。

 

テント場が2000円。ビール500mlで900円です。

真空パックのもつ煮を湯煎して、酒飲んで、サラダパスタを茹でて夕飯にします。

 

ちなみに、三俣山荘は携帯の電波が入らず、三俣蓮華か鷲羽岳登らないと電波が入らない感じでした。

 

 

この日は4時から15時まで、休憩込みで11時間ほど移動しました。

コースタイムは13時間くらいです…

 

 

3日目

翌々日から天気が崩れるということで、この日は雲ノ平に泊まるか、折立まで降りるかギリギリまで悩んでいました。

前日までの行動で靴擦れが激しくなっており、足の皮が3層くらい捲れてしまっていたのが痛み出したので、万全を期してこの日に下山することにしました。

 

折立から最寄りの駅までのバスが一日2本しか出ておらず、8時と12時だったのですが、これに間に合うよう頑張って下りることにしました。ただ、手元にある地図は黒部五郎までしかなく、電波が入らないためその先がわからない状況でした。

 

とりあえず4時に出発します。

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ほとんど川みたいな道を歩いて登ります。

登り切ったところで雪渓を超え、黒部五郎小屋へ。

岩がゴロゴロしている道が続きます。

 

 

結構下って黒部五郎小屋に到着。

朝6時くらいです。

 

 

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カール内部を行きます。

 

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稜線ルートより楽だろうと思っていたら、かな~り急な登りを登らされました。

 

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黒部五郎山頂は行ったことがあるのでパス。雲が出てきました。

 

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北ノ俣峠をパス。

 

 

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ようやく太郎平小屋が見えます、

写真では見えませんが…

 

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折立に12時に着くには、太郎平小屋を10時までに出る必要があったのですが、この時点で10時。ハンガーノック気味で間に合わないことが確定しました。

 

太郎平小屋ではお湯を沸かしてアルファ米を食べ、しっかり補給してから下ります。

 

 

折立には13時前に到着しました。

この日のバスはないので、①折立でキャンプして翌日にバス ②タクシーで有峰口まで ③徒歩で有峰口まで の選択肢が残されていました。

 

折立で13時から翌日8時まで時間を潰すのは暇なので、この日のうちに帰りたかったのですが、タクシーは片道で1万2千円~するのでなし。

仕方ないので徒歩で有峰口迄行くことにしました。

 

 

有峰口まで23㎞ほど。Google Mapでは4時間の案内が出ます。

 

2時間ほど歩いた時点で親指の付け根が痛み始め、絆創膏を貼るも痛み続けます。

3時間歩いた時点で太ももの内側が強く痛み始め、まともに歩けなくなります。

3時間30分程から靴擦れが強く痛み始め(今は水ぶくれになっています)、太ももの筋が鋭く痛み、腰が痛くなってきました。まともに歩けません。

 

ただ、エスケープルートも何もないので、無理して歩きます。

「あと10歩だけなら歩ける」みたいな状況を繰り返している感じです。

 

 

結局5時間かけて有峰口駅に着きました。

最後の方は足を引きづりながら何とか歩いた感じです。

ここ10年で一番しんどかったです。

 

 

駅で汗を拭き、着替えて、家まで帰りました。

絶対に折立から有峰口は歩くべきではないです。

 

終わり。

 

 

最近飲んだお酒(2021年8月編)

携帯の酒の写真が溜まっていましたので、古い順で紹介させていただきたいと思います。

 

 

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1.Brew Dog - Hazy Jane

旧ロゴです。500円以下で買えるHazy IPA、あまりの完成度の高さに驚きました。

このころからスナイダーズのハラペーニョ味にハマっています。

 

 

 

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2.箕面ビール

家から近かった時期があったのでよく行ってました。

これは確かミッケラーを飲んでます。

 

 

 

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3.Kamikaze

大阪のカミカゼ。ビアフライトで飲めるクラフトビアパブは最高です。

 

 

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4.1年前の本棚。BrewDogの缶のデザインがちょうど移行期だったようです。

このころのHazy Janeは本当においしかった。今は少し味が変わってる気がします。

 

 

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5.京都某所のスタンドを開拓したときの写真。

アードベッグの新作が出てすぐの頃ですね

 

 

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6.ナチュラルワインを飲む機会がありました。


確かにおいしいのですが、1,2日で飲み干すのに一本5000円以上するのは流石に買えないです。

 

 

 

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7.僕ビールの新作が出た頃です。

僕はヤッホーブルーイングのクラフトビールが一番身近で、コスパが良いと思っています。

 

 

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8.ブルックリンラガー。

キリンがクラフトビールに力を入れる際に、ライセンス製造を始めた銘柄の一つ。

飴色で、少しカラメル感のする味です。嫌いではないですが、好きでもないです。

 

 

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9.Brew Dogのクリスマス限定

これも普通に美味しかったです。クリスマスが過ぎてから、いつセールになるか行きつけの酒場でずっと見てました。

ちなみにクリスマス直前にキャンプして、カニを炭火で焼いて食っています。

 

 

 

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10.常陸野ネストのモザイクホップラガー。

一回目飲んだ時は結構おいしく感じたのですが、二回目以降はなんか微妙(パンチが足りない)感じがします。

 

 

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11.この頃、近所のスーパーでよくスモークサーモンが半額になってました。

よなよなエールは安くて美味い、最高のクラフトビールです。

 

 

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12.Modern Times

Revisionに並ぶレベルで美味いです。パッケージ地味ですが。

 

 

 

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13.うみねこスタンド

国産のクラフトビールがメインです。

 

僕は海外の銘柄のほうが好きなんですが、まあこれはこれで。

たまに当たりの銘柄があります。他は及第点前後の銘柄が多いです。

 

 

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14.京都の某所で正月に飲みました。お屠蘇です。

どこのビールかは知りませんが、「柚子無碍」は美味しかったです。

 

 

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15.山崎2020年限定

ヤフオクで5本100万円近い値段で落札されていた銘柄です。

 

一度山崎蒸留所でキーモルトの飲み比べをしたことがあるのですが、それにかなり近い味でした。山崎蒸留所ではミズナラ・パンチョン・シェリー樽のみ飲めますが、今回の限定はそれにピーテッドとスパニッシュオークが加わったような感じです。

 

 

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16.スプリングバレーブルワリーのビアフライト

残念ながら、現在は3種類のみになってしまっています。

ディナーはビール・フードともに高すぎて全く行く気にならないのですが、ランチでバーガーとビアフライトを飲む分にはいいお店でした。多分もう行きません。

 

 

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スプリングバレーブルワリーはこの缶ビールのブランドです。

IPL(Indian Pale Lager)はCoedoがそのはしりだという文章を最近雑誌で見ました。

 

 

 

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17.安定のカティサーク村上春樹

 

 

 

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18.微妙だったビールたち4つ。ここで供養しておきます。

 

 

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19.これも京都某所。2つともめちゃくちゃ美味しかった記憶。

 

 

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20.新ラベルのHazy Jane。

一時期手に入らなくて、しばらくしてからようやく成城石井で見かけるようになりました。しかし、味がちょっと変わってしまったような気がします。

 

 

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21.なんか安くて美味しかったやつ。

 

 

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22.初めてノンエイジではないバランタインに手を出してみる。

まあストレートで飲んで普通に美味しいです。ノンエイジのバランタインゴッドファーザーにして飲むのが好きです。

 

 

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23.初めてのブルックラディ。ストレートではあまり美味しいと感じず、半分くらい加水してようやく美味しいと思いました。

 

山崎は美味いですが別にピーテッドを飲む必要ない気がします。

 

 

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24.福岡の天ぷら屋、ひらおです。

酒飲むつもりはなかったのですが、お通しの塩辛、天ぷら、両方とも美味しすぎてビールを頼まざるを得ませんでした。

 

 

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25.福岡のエルボラーチョ、フクオカクラフトです。

去年、コロナ真っ只中に行ったときは閑古鳥が鳴いていましたが、今年はめちゃくちゃ繁盛してました。

 

結構レアな銘柄が手に入るのと、自社製造のビールも安価で美味いです。

陰ながら応援してましたが、これだけ繁盛してたら応援する必要もなさそうです。

 

 

 

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26.伊勢角ビール。

ここの特徴は圧倒的な濃さ。これでもか、というほどの味の濃さ。

それでいて臭みや渋みがなく、飲みやすい。

これらは伊勢で買いました。

 

 

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27.渡辺酒造

岐阜の飛騨古川の日本酒酒造。そこが焼酎を作ってウイスキー同様樽で熟成させ、ブレンドした一品。滅多に焼酎を飲まないので慣れない味でしたが、樽の香りは結構強く感じます。飲みづらくはないです。

 

 

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28.Kavalanのエントリーグレード

両方とも特徴的な味で好きです。No.1のほうが好み。

 

 

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29.ウイスキーは山崎・白州・響がなんやかんやで一番好きなのですが、アードベッグはそれと同じくらい好きです。新しく出た5年物がようやく手に入りました。

 

 

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30.グレンリベットを買ったらグラスがついてきて、そのデザインが響のボトルに似ていたので並べているだけです。

 

 

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31.とある理由で脚光を浴びたサントリーオールド。

試しに買って飲んでみたら予想の5億倍美味しかったです。

山崎・白州・響のジェネリック銘柄としては120点をあげられます。

 

 

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32.キンミヤ焼酎の梅割り。

四問屋へ来たら必ず頼む一杯です。

 

 

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33.普段飲み用に買ってみたデュワーズ。予想の5千倍美味しかったですが、飲みすぎ注意

 

 

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34.松本で日本酒を飲んだらめちゃくちゃ美味しかったです。

ちょっと日本酒にもハマりそうになっています。

 

 

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35.早速買ってみた3銘柄。醸し人九平次天領、真澄。

この中だと醸し人九平次が一番のあたり銘柄です。美味い。

 

 

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36.軽井沢で買ったヤッホーブルーイングの限定銘柄。

こいつらもうまいのですが、2021年限定の軽井沢高原ビールのほうが美味いです。

 

 

以上で大体紹介した感じです。

 

クラフトビールはRevision, Modern Times, Coedo, Brew Dog, 伊勢角あたりが安定して美味しく、コスパ良いです。

ウイスキーは大抵の銘柄がコスパ悪いです。アードベッグと山崎・白州・響あたりが自分の好みなのでこの辺りを中心に飲んでいこうと思っています。

ワインについては、ナチュラルワインは確かに美味いのですが、高すぎます。ボトルで買う気には当面ならなさそうです。

日本酒はまだまだ未知数、これからどんどん美味しい銘柄が出てくることを期待しています。

 

 

長くなりましたが、以上です。

 

Asus Zenbook 14 の購入レビューと故障へのサポート

以前ブログにまとめましたが、アウトレットで購入したSurfaceが半年で故障し、Microsoftからはアウトレット品であることを理由に一切のサポートが受けられずに終わりました。

 

最終的にはヨドバシカメラからの保証で全額返金での対応となったのですが、そののちに買うパソコンを探していました。

 

yskxt.hatenablog.com

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登山装備の反省点

先日記事にまとめた装備で一泊二日の山行をしてきまして、北ア縦走前の最後の装備確認をしてきました。

修正すべき点がいくつかあるのでまとめておきます。

 

 

・高山病

今回、軽く高山病になりました。

白山へは7月に一度行っていましたがその時は症状が出なかったので、今回はコロナワクチンの一回目を接種した翌日だったことが一番の原因だったと考えています。

 

体調はあまり良くはないかもしれないな、くらいの感じでした。

序盤からペースは抑え目で登っていたのですが、標高2000m超えてから50mくらい歩くと息切れが激しくなり(特に登り)、一旦休まないと進めなくなりました。

 

今回は日没までかなり余裕があり、ゆっくりであれば進めるような状況だったのでそのままテント場まで行きました。初めての山で時間に余裕がなければ引き返してたと思います。

 

その後、テント場で頭痛が始まり、気分が悪いまま19時に就寝。何度も覚醒しながらだらだら7時くらいまで寝たら治ってました。

 

対策として、薬を持っていくことにします。

 

 

・暑さ対策

登山では自転車ほど水分を摂らないので、あまり塩分を意識して摂るように考えていなかったのですが、今回は稜線に出るまでに1.5Lほど水を飲みました。

途中でカップ麺食べたりはしていたのですが、それでも塩分は不足していたと思います。

 

補給食に濡れ煎餅と塩飴を入れて意識的に塩分を摂るようにします。

 

 

・テントのパッキング

今回天気は良かったのですが、やはりテントは結露しますし、なかなか乾きません。

テントの収納袋はもっていかず、濡れたテントはごみ袋に詰めてバックパックの一番下に押し込むようにしようと考えています。

 

 

・サブバックの変更

割とちゃんとした30Lのバックパックをアタック用のサブザックとして用意していましたが、そこまで容量いらないように思うので、もっとコンパクトなのに替えます。

 

こんなのです。

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・ガスバーナーの風防

今回は通気性が良く、広いテントを持っていくので強風時はテント内で調理ができます。なので、調理時の風防は置いていきます。

 

 

・下着の擦れ

濡れた下着が擦れて若干痛かったです。暑さでかなり汗が出るのでベシャベシャでした。

 

パンツを履かずにタイツを直穿きすれば防げそうですが、若干人間の尊厳は失われそうです。

 

・サンダル

少し雨が降ったので登山靴はぐじゃぐじゃ、なのでテント場で過ごす際にサンダルが欲しかったです。100均でサンダル探します。

 

 

他はあまり問題なかったです。

ショートサイズのエアマットを初めて導入しましたが、この長さでも結構快適に寝られます。

 

テントが2.3㎏と重いのがやはり負担になっている感じはしますが、ダブルウォールのしっかりしたモデルは1.5㎏くらいしますので、それと比べて+800g程度と考えればまあ許容です。

クロスオーバードームも持っていますが、あれはかなり結露しますし、悪天候時のリスクが大きいので日帰りじゃないと使う気にはなれません。

 

 

サラスパ(サラダスパゲティ)の味はまあまあ。

茹でたお湯を捨てずに調理しているので、水っぽくてあまり美味しくはないです。

茹でるための塩は持っていったほうがいいかもしれない。

 

パスタのウェイトを減らしてアルファ米のウェイトを増やしたいとも思っています。

 

 

自転車で京都から福井へ抜ける際のルートについて

自転車で京都から福井へ抜ける際のルートについて。

 

 

先に結論だけ書いておくと、国道8号線ではなく木の芽峠越えの国道365経由を選ぶことを強くおすすめします。

 

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北アルプス縦走計劃-3

間が開いてしまいましたが、今回は食糧計劃です。

 

まず、クッカーを新調したのでその紹介から。

今回の縦走で持っていく調理器具です。

 

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展開した状態がこちら。

 

 

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クッカーの中にOD缶がぴったり入ります。

Amazonの中華チタンバーナーに、プリムスのガス缶、風防、ライター、スポーク、そしてモンベルの保温ボトルです。

 

写真のOD缶は平地用ですが、実際は高地用の燃焼促進剤が入ったものを持っていきます。

 

今回の食糧計劃としては、軽量化のためにフリーズドライ系のものをメインにしており、お湯さえあれば調理ができるものが主となっています。

また、昼食を食べるのにわざわざお湯を沸かすのは手間になるため、燃料の節約のために軽量な水筒を持っていきます。

 

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風防はOD缶に直接取り付けます。

実際のところ、ウィンドレギュレーターストーブのように風に強いバーナーであれば、風防がなくても大丈夫なのでより軽量化ができると思います。

(僕は中華チタンバーナー+風防のほうが安かったのでこの組み合わせにしています)

 

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500mlの水筒と並べてこのサイズ感。

 

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OD缶込みで大体600g程度。

OD缶単体で大体350gくらいです。

 

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水筒はサーモスのものを買うか悩みましたが、重量も保温性能も大差ないので後発(つまりパクリ)のモンベルにしました。

ご飯を食べている間に湯が冷めていくのを気にするのも嫌なので、一気に沸かして保管しておきたいと思っています。

 

 

 

次に行動食。

近所のスーパーでドライフルーツが安いので、こちらをメインに組み立てます。

 

 

2袋準備し、片方はドライマンゴー+ドライ杏+ドライクランベリー

もう片方は胡桃+かりんとうビーフジャーキーにします。

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かりんとう+胡桃は糖質と脂質を同時に摂れ、重量当たりのカロリーも優れています。

黒糖くるみみたいで、おいしいです。

 

ドライフルーツは糖分とビタミンを摂取する目的です。単純にうまいです。

 

ビーフジャーキーはタンパク質を摂る目的ですが、単純に旨いから入れているっていうのが本音です。

 

胡桃は1000円/1㎏、ドライフルーツは大体500円/250gでした。安すぎる。

ビーフジャーキーは1000円/100gです。

 

 

 

 

そしてメインの食糧計劃です。

 

アルファ米とパスタの両軸で組み立てています。

しかし、実際に山でアルファ米100gを食べてみたところ物足りなさがあったので、常温で持ち運べる肉でフォローをしていく方向で考えています。

 

今回は4泊5日です。

1日目:コンビニ飯、小屋飯

2日目:コンビニのおにぎり(朝)、コンビニのパン(昼)、パスタ+肉(夜)

3日目:アルファ米(朝)、アルファ米(昼)、パスタ+肉(夜)

4日目:アルファ米(朝)、アルファ米(昼)、パスタ+肉(夜)

5日目:アルファ米(朝)、アルファ米(昼)、パスタ+肉(夜)

 

大体こんな感じです。小屋飯も状況に応じて組み入れていきたいと考えています。

 

朝食ですが、時間をかけたくないのでとりあえず湯を沸かせれば食べられるものにします。お湯は大目に作って昼食のアルファ米にも使います。

 

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朝食:おいしそうだと思ったものを買ったのですが、朝からドライカレーやビリヤニを食べる気にはあまりならなさそうです…

 

 

 

アルファ米の白飯ですが、カモシカスポーツで2500円/1250gでした。

200円/100gですね。今後使う機会もあると思うのでまとめ買いしました。

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これを計量し、お茶漬けと一緒にジップロックします。

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(さっきのアルファ米を昼食にし、こちらを朝食にしたほうがいい気がします……)

食器を洗いたくないので、ジップロックへお湯を入れてそのまま食べようと思っています。

 

あと朝と昼はコーヒーを飲みたいですね。

準備したのはこちらです。

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お湯を沸かさなくても飲めるコーヒーがあったので、組み込んでいます。

山の水で飲むアイスコーヒーというのもなかなかオツでしょう。

 

 

夕食はパスタです。

湯で時間が1分のサラスパを使います。

 

スーパーには湯で時間が1分~4分のサラスパが売っており、1分が最短です。

お湯を沸かしてそこにぶち込めば完成するのではないかと思っています。

(最終の確認は今週行います)

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パスタの100g当たりのカロリーはアルファ米とあまり差がありません。

パスタソースは軽いので、たっぷり入れて贅沢にいきたいと思います。

 

そして、アルファ米やパスタのみでは満足感が得られないので、常温で持ち運べる肉を食べます。

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ほとんど酒のやまやで買っています。

山小屋で買ったビールのお供にも最適で、適度にタンパク質もとることができます。

 

鶏炭火焼き、もつ煮は真空パック、牛タンやジャーキーは乾燥で、山へ持っていくには最適。魚肉ソーセージは割と重いので早めに食べてしまいます。

コンビーフはプラ容器のものがあり、軽量でカロリーも高いので持っていくことにしました。

 

 

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もちろん梱包はカットして必要最低限で持っていきます。

 

 

 

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試しに一日当たりの食糧を軽量してみました。

800g弱と、思っていたより重いです。

 

米(100g+120g)とパスタ(150g)約400g。

あとは肉やカレーの重量ですね、

大体600g/日になるのではないかと思っています。先に重いものは食べてしまい、後半に軽い食糧を残したいですね。

 

 

食糧計劃は以上になります。

調理器具のリンクを貼っておくので、興味のある方は覗いてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

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NEMOのテンサーが4割引きだったので買ってしまいました。

近所のアウトドアストアでも20本ほど3割引きで売られていたのですが、それほど人気がないのでしょうか。

私の装備は着々とULに近づいていますが、如何せんテントがでかいです。

 

 

行動着はこちら。

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稜線に出るまではモンベルの短パン+ジオラインメッシュ長袖

稜線に出てからはTNFのトレッキングパンツに速乾系の長袖。

寒いときはパタのキャプリーン4を着ます。

 

TNFのパンツは新古品で6000円、速乾の長袖は内側にポリプロプレンを使用しており、グリッド状のものです。3割引きで5000円。Flash Dryシリーズです。

 

ウールも好きですが、あまり耐久性がないので今回は化繊メインで考えています。

 

これにレインウェアはアークテリクスのBeta AR、レインパンツはモンベルの軽いやつ。

槍ヶ岳の最低気温が3度程度なので、念のためにダウンの防寒具も持っていきます。

 

 

装備計劃は以上になります。

今週末に最終のテストをして、問題なければこれで行こうと思っています。

 

以上

部子山 ヒルクライムと極上のグラベル

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週末に福井の部子山へ行ってきました。「へこ」山と読みます。

 

あまり知られていない山ですが、自転車で14㎞/1,000mアップのヒルクライムをできる貴重な場所です。

 

六甲山の逆瀬川ルートが11㎞/840mアップ、乗鞍が20㎞で1240mアップです。

まあまあの山岳コースと言えます。

 

 

 

今回はシクロクロスにGravel Kingの26Cを入れていきました。

 

前半は急斜度の登りが続き、中盤の分岐から一気に道が荒れます。

天気が悪く前半の写真がないのですが、後半はこんな感じです。

 

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山頂の近くはたくさんカモミールが咲いていました。

ただ、ガスがすごくて展望はゼロです。

 

 

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ここも絶景ポイントです。

今は絶(対に)景(色が見えない)ポイントです。

 

1時間ほどで登り切り、下っていきます、

 

今日は林道で下ろうと思います。

この看板で5番の分岐から下っていく感じですね。

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「大野への通り抜け不可」と書いてありますし、絶対ヤバイ感じしかしません。

何かあったら引き返してくるつもりで突っ込んでいきました。

 

(ちなみに、比較的安全そうな6番からの大野-池田線は”冬季通行止め”でした。今7月なんですが……)

 

 

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あれ、意外と道きれいだな…

 

 

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斜度もほとんどなく、山を巻きながらゆっくりと標高を下げていく感じです。

 

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冠山峠と似たような雰囲気です。

 

 

トトロの傘になりそうな葉っぱがありました。

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天気が悪いです。

ところどころ車の轍がありますが、通行数が少ないのか、ほとんど道が荒れている感じがありません。

 

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途中には滝が数か所あるのですが、水が道へ流れないようになっています。

 

 

 

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標高が下がるにつれて天気が良くなってきました。

眼下に見えるのは大野市街です。

(下ってる途中は池田町だと思っていましたが)

 

 

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銀杏峰なる山があるみたいです。

 

調べてみると標高1400mでそこそこ登りごたえのありそうな山でした。

「宝慶寺コース」の林道が今回下っている道です。

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しばらく下ると林道は終わり、きれいに芝生が手入れされたキャンプ場がありました。

アクセス悪いですが一泊500円だったらいい感じですね。

宝慶寺いこいの森(キャンプ場) 大野市公式ウェブサイト

 

 

そこから下ったら池田町に戻れると思っていたのですが、実際は大野市の方へ下っており、5kmくらい下ったところで引き返しました。

 

宝慶寺なる寺の方へ登っていくのですが、なかなか斜度がきつく、長い登りでした。

下ると日本滝100選に選ばれている双龍ケ滝に出ました。

 

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夏は滝つぼに入ったりしていい感じなんですよね。

このまま池田町へ戻り、道の駅で猪を食べて終わりました。

 

70㎞ほどのライドで、いい感じの疲労感です。