マンションに和風の庭を造る
去年に今の家に引っ越したのですが、家探しでどうしても譲れない点があり、それは庭が欲しいということでした。私は借り上げ社宅として家を借りたのですが、規定上、一軒家では借り上げ社宅として借りられなかったので、苦肉の策として庭付きのマンションに住むことに落ち着きました。
このブログ記事は庭付きマンションの庭を造る内容について書いています。
最初に庭の構想について。
一般的に庭といえば花壇のある洋風な庭になると思うけど、私は和風な庭が欲しかった。それは登山で標高の高い場所にいるときの清々しさを庭で再現したいという気持ちからでした。だけど、白樺やハイマツといった寒い地域でしか育たない植物は難しかった。そこで、苔をベースにした和風な庭を造りたいと考えたのです。
こちらは引っ越してから土を掘り返して、雑草抜いた時点での写真です。
道路が見えてしまっているのと、右側がゴチャついています。
まずは管理会社へ電話をして木を抜いていいか確認した上で、不要な木を抜きました。
和風の庭にしたかったのでそぐわない木を取り除きます。
このコデマリは植え替えに適していない暑い時期に植え替えたこともあり、この後枯れます。
和風な庭を造るにあたり、私は書店で庭の本を読んで特徴について考えました。
その中で至った結論は、日本庭園は自然の山や川の流れを庭の高低差にて表現する必要があるということです。庭に川を造るわけにはいかないので最終的に石で表現するとして、最初は山と谷の部分をどうするか考えてから木を植えていくことにしました。
これは7月頃の庭です。奥の壁側と右手前、それと左奥の木が生えているところを山に見立て、その間を谷に見立てることにしました。
山の植物を植えたいと思い、最初に買ったのはユキノシタでした、
一度木を植えて苔を貼ってしまうと変えるのが難しくなってしまうので、この頃は京都の庭を見に行ってイメージを固めようとしていました。これは京都の無鄰菴と、大原三千院、栗林公園の様子。
やはり高低差があって、岩と砂で山と川が表現されている。
苔は色々な種類があることが分かった。
この頃は空心菜やトウガラシを庭に植えていてゴチャついている。
コデマリは枯れてしまって、その場所へ青シダレを植えた。買ったのは香川のホームセンター。
ツワブキとトクサを植えた。また、長野で拾った苔を並べてみた。
これはハイゴケかな。ツワブキとトクサは近くのホームセンターで売っていた。
そのあとも色々な場所で苔を拾ってきて植物の周りに植えていった。
拾ったのは長野、奈良、福井など。一か所で取りすぎないよう気を付けて少しずつ集めていった。
これはその時持っていた盆栽たち。松柏よりも葉物のほうが僕は好き。
これは年末に行った無鄰菴。東山の借景が素敵。
万両が欲しくなって家に植える。
この頃は苔も定着していなくてバラバラな感じに見える。
遠目に見るとこんな感じ。手前は何もない。
2月頃に石を撒くことを決めて、ホームセンターで白い石を6袋購入する。3000円くらいだったと思う。
手前に植わっているのはベビーリーフ。
盆栽作るときに余った南天を植えている。
植えていないけれど、その近くに実生の紅葉が生えてきた。
ギボウシ(ホスタ)。軽井沢に憧れて植えた。
高山に生えているブルーベリーが好きで庭に植えた。
奥に見えるのは千両と風知草。
冬の間は青シダレの葉が落ちていたが、春になって葉が出てきた。
自動で水を撒けるよう散水ホースとタイマーをセットした。
手前の部分は草を抜いて耕して、芝生の種を撒いてみた。
庭に落ちていたどんぐりからコナラが生えてきたので盆栽にしてみる。
盆栽は時々枯らしてしまうけど、庭があると地植えしたものを上げてきて作れるので楽しい。今はミズナラを庭に植えている。
これは高松にある盆栽屋さんの様子。
高松は盆材の産地で、松柏から葉物までいろいろなものが揃っている。
僕が盆栽を始めたのは山に登っていて森林限界に生えているハイマツを家でも育ててみたいという気持ちからだったが、最近は松柏類より葉物の方が好みに感じている。
特に楓を育ててみたい。
高松は本当にすごいので一度行ってみてほしい。
そしてこれが今の庭の様子。
植え替えに適した秋から冬に色々手入れを進めてきて、春になって樹木から新芽が出てきてちょうど良い感じになってきた。
芝生はバルミューダグラスを種から育てている。
こまめに芝刈りをして密度を増やしていきたい。
冬とは太陽の当たり方も変わってきて、苔にきれいに日が当たるようになってきた。
夏を乗り切れるかが懸念事項だが、苔は結構乾燥にも強いらしいので大丈夫だろう。。。
あと数か月で一年が経つので、どうなるかが楽しみだ。