アンチ焚き火派のキャンプ考察

僕はもともと登山部だったのでキャンプはどちらかというと実用性重視なんですが、最近は車があるので娯楽的なキャンプもしています。

 

テントは3張あり、用途に応じて使い分けている感じですね。

 

一つ目がヘリテージ エスパース スーパーライト 2-3人用 2.3㎏くらい

こちらは山岳縦走用、暴風雨にも耐えられるスペックです。

 

二つ目がヘリテージ クロスオーバードーム 700gくらい

こちらはシングルウォールテントで主に自転車ツーリング用です。

軽いですが結露は結構ひどく、強風には耐えられません。

晴れるなら山で使いますが、少々リスキーなので避けたいところです。

 

三つめがテンマクデザインのサーカスTC 重い

最初はタープを探していたんですが、コットで寝たいなという思いがあって購入しました。中にエスパースがそのまま入るので、蚊がいる時期でも安心して寝られます。

これが僕のゆるキャン△用です。

 

ちなみに今おススメするならNemoのタニか、ヘリテージのハイレヴォです。

Nemoは中古品見てるとシームテープがほぼ確実に剝がれてくるみたいですけどね…

 

 

 

さて、本題ですが。

冷静に考えてキャンプに焚き火っていらなくないですか?

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ふたりソロキャンプではキャンプの目的として語られ、ゆるキャン△では校庭で焚き火する描写もあり、キャンプの代名詞だと思われてる節がありますが、僕はそう思いません。

 

下にメリットとデメリットを並べてみます。

 

メリット

・楽しい

・人が集まる中心になる

・暖を取れる

・料理ができる

・道具を集めるのが楽しい

・玄人感が出せる

 

 

デメリット

・焚き火台が高い

・道具が重たい

・薪が高い

・後始末が面倒

・関連する道具の用意が面倒

・煙たい

・飛び火のリスク(火事・火傷のリスク、服・テントが溶けるリスク)

・煤まみれの道具を片付けるのが面倒

 

 

 

木をくべて火を燃やすのは楽しいです。寒いときは暖も取れます。

ただ、6月くらいになるともう暑くて焚き火で暖を取る意味はないです。

 

料理ができる、という点ですが、実際は火が安定せず、調理器具がススまみれになるのでこれは限定的です。熾火(おきび)で長持ちしません。

 

費用面でも、薪は買うとまあまあのお値段します。焚き火台も1万円以上するものがほとんどです。

 

 

よく玄人感を出しているソロキャンパーがいますが、本当に楽しくてやってる?って聞きたくなります。

 

焚き火台だけならまだ装備の量は少なくて済みますが、薪を持ち運び始めるともう車があること前提です。

登山なんてもってのほかです。

 

 

なお、漫画を読んでいて思うのが、ふたりソロキャンプの装備量は結構現実的ですが(60Lバックパックで持ち運べる量だと思います)、ゆるキャン△の装備はちょっと無理があるなという感じです。

あの装備だともっと嵩張るはずです…

 

 

 

僕が焚き火で一番気に食わないのが、狭いキャンプ場で焚き火をされるとめちゃくちゃ煙たいという点です。

 

風下にいると燻されている気分になります。

勘弁してください。

 

 

 

まあ僕もたまに焚き火はやるんですが、近所の木材屋から無料でもらってきた建材をペール缶一気に燃やすだけです。風情の欠片もありませんが、費用はほぼ0円です。

 

 

ただ、僕は鶏の炭火焼きが大好きです。

何も考えなくていい焼肉もキャンプでは良いと思います。

 

なので、妥協点として私は料理ができて火の管理が簡単、装備も少なくて薪が長持ちする、炭火を推していきます。

 

みなさん、七輪を買いましょう。