日本百名山巡り 九州編(霧島・阿蘇・祖母山)

おつかれさまです

 

メールの書き出しはほとんど、「お世話になります」か「おつかれさまです」なので、この導入が一番自然に感じます。

 

今年のGWは7連休が取れたので、九州の日本百名山を回収してきました。

 

屋久島(宮之浦岳)と開聞岳は去年登頂しており、九重は幼少期に登っているので、今回の行程で九州の日本百名山はコンプリートしたことになります。

 

 

【概要】

4/29 新幹線で福岡へ移動。駅前でレンタカーを借りて霧島へ移動。キャンプ。

4/30 霧島(韓国岳)登山。熊本へ移動し、市内でホテル泊

5/1 阿蘇登山。高千穂でキャンプ。

5/2 祖母山登山。阿蘇でキャンプ。

5/3-5/4 レンタカー返却。博多で食い倒れ

 

 

【霧島(韓国岳)】

えびの高原に有料駐車場があるので、そこに駐車して登山開始。8時頃。

駐車場から、遠くで火山ガスが上がっている様子が見える。

 

最初は火山ガスが流れてきて多少息苦しい感じもあったが、しばらくして標高が上がると気にならなくなる。

 

中腹から硫黄山の火山口が見える。

 

標高を上げていくともともと火山口だっただろう箇所が見えるようになる。

なかなか雄大な景色で清々しさがある。

 

 

 

大浪池は周りの雲海も相まって雄大に見える。綺麗な青さ。

 

 

山頂へは2時間もかからないうちに到着した。

リードに繋がれた柴犬も登ってきており、そこまで登山の難易度が高くないことが伺える。登山口の標高は1200mなので500mUP。

 

 

 

頂上付近からは新燃岳(しんもえだけ)が確認できる。

火山ガスをモクモクと吐き出しており、まさに活火山という感じである。

2㎞以内は立ち入り禁止となっている。

 

 

この日は大浪池の方向へ下り、そこからえびの高原の登山口へ下山した。

8時頃登りはじめ、下山したのは12時頃。イージーな山行だった。

 

この後雲がでてきて大浪池は雄大な風景を見せる。

下山途中では空中に浮いている足場などがみられて面白かった。

 

 

この日は熊本市内へ移動してホテルに宿泊。

熊本ラーメンはそこそこ美味しかったが、単純にニンニクの効いた博多ラーメンだった。あと、熊本市内は思っていたより都会だった。

 

 

 

阿蘇山

この日は熊本を6時に出発し、8時ごろに草千里に着いた。

 

草千里はいつも曇り。この日登山後には晴れていたが、あまり良さは感じなかった。

草千里は曇りで静かな方が雰囲気があって良い。

 

 

観光をして、登山を開始したのは9時頃だった。

火山活動によって火口1㎞以内は立ち入り禁止になっており、登山ルートがわかりづらかった。

 

登りはじめは火山灰が蓄積した枯山水みたいな景色だった。

 

 

そして、さらに進むとさらに灰色の景色が広がっていた。

 

一面灰色の世界である。これはなかなか見ることのできない景色だと思う。

 

 

写真だとあまり規模感が伝わらないが、大規模ながけ崩れや地盤変動がみられる。

 

 

登山コースは所詮観光客向けだろうと高を括っていたが、北アルプス並みには崖っぽいところを登らされて、登山初心者だと少し厳しそうだなという感じだった。

 

風も強かったが、天気が良くてちゃんと装備さえ揃えていれば誰でも登れるとは思う。

 

登山を始めて2時間ほどで登頂

この日は天気がよく、中岳から阿蘇の火口を覗くことができた。

 





一面灰色の世界で、なかなか刺激的な風景だったと思う。

 

 

 

一応高岳も登頂。阿蘇の草原が望める。

 

 

一面灰色の阿蘇山

草千里とは正反対の、登山をしなければ体験できない世界だった。

 

この日は翌日の祖母山登山口に近い、高千穂にてキャンプした。

晩飯はクスクスを食べたけれど、調理簡単で美味しくてキャンプ向きだと感じた。

 

 

 

【祖母山】

正直、しょぼい山である。

私は深田久弥日本百名山はまだ読んでいないが、九州の他の百名山と比べると祖母山は正直しょぼい山である。

 

深田久弥は神原登山口から登ったようだが、キャンプ場から近かったので私は北谷登山口から登り、神原登山口へ下るルートを取った。

 

朝6時過ぎに北谷登山口を出発。

前日阿蘇山を一緒に登ったメンバーは疲れたとのことで、今回は私ひとりでの登山だった。

 

 

コースタイムは登りが3時間、下りが2.5時間となっていた。

しかし、6時13分に登りはじめ、7時30分には山頂に着いてしまう。

そして下山が完了したのは9時20分である。

 

コースタイムより2時間以上も早く終わってしまった。

 

 

北谷登山口からのコースはあまり展望は良くなかったが、山頂近くから出てきた一面の霜柱が宝石のようで、ちょっと感動する綺麗さだった。

 

写真だとあまり良さが伝わらない。

 

 

山頂からは九重連山や、阿蘇山が望める。

 

 

祖母山だけに、焼きそば山(嘘です)

 

神原登山口への下りは若干きわどい箇所があるものの、基本的にはイージーで、特に植生も展望もパットしたものは見つからないまま下山した。

 

唯一、滝は立派だっただろうか。

 

神原登山口には、深田久弥が祖母山を「品格の山」と称したという旨の看板が立っていた。正直そこまで品格を感じられなかったというのが正直なところである。

 

この日は阿蘇の道の駅で温泉に入り、阿蘇のキャンプ場でBBQをした。

私は九州の鶏のたたき(ほとんど生の鶏がスーパーで売られている)が好きで毎日食べていたが、同行者には最後まで理解されることはなかった。

 

 

大観峰

福岡までの移動日は、朝に阿蘇大観峰へ車で登り観光した。

パラグライダーは死ぬまでに一度やりたいですね。

田んぼがモザイクみたいですごくオシャレでした。

 

 

 

終わり