高山・上高地ツーリング②

さて、おおよそのスケジュールは下記の通りです。

 

1日目

 大阪駅高山駅(濃飛バス)→飛騨古川観光→平湯

2日目

 平湯→乗鞍→安房峠上高地

3日目

 上高地安房峠→平湯峠→高山市

 

1日目

大阪駅から高山駅へは、濃飛バスを利用しました。

大阪から高山へは濃飛バス近鉄バスの2社から便が出ており、濃飛バスのみ輪行が可能です。車掌さんも輪行に理解がある方で、特に何も咎められることなく自転車をバスに積むことができました。積むのも自分でできたので、特に神経質になることもありませんでした。

 

濃飛バスの定期便には、コンセントと無料wifi(Wi2)が付いていました。

片道5,000円で5時間と、鉄道に比べて時間はかかるもののかなり安価な手段になっています。

 

大阪を朝7時に出て到着は13時頃、少し予定より遅れ気味ですがのんびりとした運行でした。特に不満もなく、休憩を2回ほどパーキングで取るのでそのためでもあります。

 

高山市についてからすぐに輪行を解除し、比較的安価に飛騨牛が食べられるJA直営の味蔵天国へ。

 

 

 

高い牛肉は脂の味が違います。

飛騨牛が食べられるコースは1,500円くらいからで、それでも十分満足できます。

 

 

昼食後は高山から古川へ移動、緩やかに下っているのでアベレージが35km/hくらい出ます。「君の名は」の舞台である古川へ来るのは4回目くらいなので(車のレッカーとその後の回収で2回来ています)、市街地で湧水を汲んで、渡辺酒造で日本酒を見て、少しブラブラして出発。この市街地もかなり計画的に整備されているようで、映画の聖地に選ばれたのも何らかの策略に思えますね。作中に出てくる「糸守町」はおそらく古川の「金森町」のもじりですね。

 

 

古川を15時ごろ出発、平湯までは53㎞程。

 

途中にいた可愛いバス

 

 

神原峠を登り切ったところで、左側に旧神原峠への登り道を発見。

この日ほとんど登らなないことに不満を抱いていたので、迷わずヒルクライムを決行、爽快な景色を見ることができました。

 

 

この頃およそ15:30、平湯のスーパーが閉まるのが18時だったので焦り始める。サクッと峠を下り、川を遡上して平湯の方へ。無事17:30頃にはJAコープへ到着。

ワンタンメンと半額のおにぎり、ビール1Lを購入して少し理不尽な斜度の奥飛騨温泉を抜けて平湯へ。日が暮れるギリギリに平湯キャンプ場に到着。平湯キャンプ場は近くにある温泉のチケット付きで1000円ほど、非常に良心的な価格設定になっている。

 

キャンプ場でテントを立てて、温泉へ。

 

この日はお湯を沸かして質素にα米とビールで夕食。前泊者が残していった薪の残りに火をつけようと試みるも、湿気ていてつかず、洒落た焚火はできずに寝ました。

 

 

2日目

朝6時くらいに起床、お湯を沸かしてワンタンメンを作り、半額のおにぎりを流し込む。持参した粉飴と粉末ポカリをボトルで溶かし、不要な荷物はテントに置いて空身で乗鞍へ出発。

 

平湯峠からタイムトライアル気味にヒルクライム。平湯峠はStravaで10位台の好タイムでパスするも、登り切ったところで体力のほとんどを使い果たしていた―――!

 

 

少し休憩して乗鞍を登り始めるも、しばらく進んで足をつくくらい疲れていて、グダグダのヒルクライムに。そこにリスペクトはない。

 

登り切ったら暑すぎて、インナーのタンクトップでしばらく寝る。登山客の中でタンクトップ1枚は少し浮いていた。コーラを飲んで30分ほど寝ていたら元気になったので、下る。

 

 

あっという間に下りきり、まだ朝の10時くらい、平湯キャンプ場でテントを仕舞い、撤収をして安房峠へ。自転車で高山から松本方面へ抜けるには、安房トンネルが自動車専用道路なので、安房峠を越えるしかない。といっても前から自転車で走りたいと思っていた峠なので、休み休み登る。

 

 

そして松本市へ。

 

続く