毎年こうも夏が暑いと自転車に乗る気がなくなってきますね。
昨年は国内の混雑を避けて香港へ遊びに行ったのですが、暑すぎるし、街は混んでいるし、思っていたほど都会でもないし、ショッピングできるほどの金もないしで、結局一日3食の食事を楽しみに街を歩くだけになっていました。
今年はそれに学び、お盆は北海道へ行きます。
で、もちろん北海道へは自転車を持っていくつもりなんですが、往復の交通費だけで4万円もかかっているので毎回宿を取るわけにもいかず、キャンプ場も評判がいいみたいなのでキャンプツーリングをしようと考えました。
ところが今キャリアが付けられる自転車がない。金もない。
そういった経緯でこれまで倦厭していたバイクパッキングに手を出したわけです。
なぜ倦厭していたのかというと、ネカフェやユースホステルの充実している中でわざわざテントを持ってロードに乗るのが謎だったからで、キャンプをするなら車で移動するし、ロードに乗りたければ軽装備で200㎞くらい乗れば十分だと考えていたわけです。
UL装備も金がかかるだけでそこまで使うわけでもなく、道具を揃えたくなかったというのも一つの大きな理由です。サドルバッグ高いし。
そんな背景がありながら、勢いで北海道行のフェリーを取ってしまったので、バイクパッキングをせざるを得なくなってしまったわけです。
前回のブログ記事ではそんな経緯から、なるべく安価に抑えようとフロントバッグを自作し、容量の小さい激安のサドルバッグ(4000円くらいだったと思う)に荷物を収めるためにインナーシュラフ+インシュレーションジャケットという組み合わせを考えたりしていました。
今回の高山・上高地ツーリングは、北海道ツーリングに向けた装備の試験運用を兼ねていたわけなんです。
前置きはここまでにして、次回から3日間の高山・上高地ツーリングについて書いていきます。