2021-22シーズン 能登半島シクロクロス エリートクラス

能登半島シクロクロスへ参戦してきました。

 

【リザルト】

35位/出走人数39人 1pt獲得

 

時系列を追って書いていきます。

 

【エントリー】

エントリー費が6000円、駐車場が500円とお高めです。

関西シクロクロスは3500円なのでほぼ倍でした。

 

ただ、能登半島は家から2時間ほどで行ける距離にあり、トータルで考えると交通費が浮く分トントンだったと思います。

 

 

【大会前日】

エンデューロなどのイベントが行われていたようですがそれには参加せず、送別会で高いお寿司を食べてたらふく日本酒を飲んでおりました。

 

寿司は今まで食べた中では一番美味しかったと思います。

まあ同価格帯(1万円弱)のお店へは他に1店舗しか行ったことがないのですが。

 

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https://www.sake-kagiya.com/shopdetail/000000000203/ct39/page1/recommend/

 

白岳仙というお酒を飲んだのですが、非常に良い樽の香りがして美味しかったです。

おススメ。

 

 

【大会当日】

朝4時に家を出て会場へは6:20頃到着。

前年と同じ駐車場(ゴルフクラブ前の駐車場)へ行くと、某Mさんや、自転車関連のハイエースが停まっていたのでそばに駐車する。

しかし、後で「臨時駐車場へ移動してください」とのアナウンスが。着くのが早かったためか特に案内も表示もなく、誤った場所へ停めてしまっていたようです。

てか自転車関連の人が停めてたらそら停めてまうやろ・・・

 

試走は7時から。しかし「7時開始の受付後に試走をしてくれ」とのことでまず受付に10分並ぶ。次に誤った場所に停めていた車を移動させる。試走させてくれ……

 

 

【試走】

正直あまりオフロードの競技は得意ではないので、試走は朝と昼の2回を走るようにしています。

そのためにわざわざ朝早く来たのに、朝の試走は結局20分ほどしかできませんでした。

 

まあ昼の試走は45分できたのでコースの内容は覚えられて結果としてはOKでした。

 

 

【コースについて】

コースの完成度は非常に高いと感じました。

というのも、ゴルフ場の広さ・高低差をうまく利用しており、関西シクロのようなせせこましいタイトなコーナーがほとんどなく、ダイナミックな走りができます。

 

追い越し可能なポイントもかなり多く、前が詰まらないので実力差がはっきり出る良いコースだと感じました。

 

 

スタートしてしばらくすると短い泥の区間があり、その直後に高めのシケイン

シケインの直前まで泥があるので、手前で降りてクリートに泥が詰まることを懸念し、シケインギリギリで降車していたらシケイン超えるのが結構難しかったです。

 

その次にバンカーを利用した砂区間

エントリー箇所を間違えると砂にホイールが埋もれてしまう難しい区間で、本番では周りの状況や自分の疲れ具合に応じて乗ったり、全下りしたりしていました。

全下りするとクリートに若干砂が詰まりますが、通過タイムはほとんど変わりません。

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そのあとは1.5車幅ほど幅のある芝を一気に下り、登り返し、さらに泥のある下りへ。

泥の後は芝の登りになっており、泥区間でうまく轍にホイールを投げ込まないと大きく減速してしまうので注意が必要です。

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その後しばらく行くとキャンバーがあります。

昼の試走では踏み固められてきれいになっており、下手にブレーキをかけなければ特に滑ることもなく通過できました。

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キャンバーの後には小さめのバンカーを2か所通過。

朝の試走で2人救急車で病院へ送られた凶悪な箇所です。

かなり段差があるので、重心を後ろに移していないと怪我します。

 

この後は重めの芝をガシガシ踏んで進んでいく感じ。

本番では序盤で踏みすぎて後半で腰が死にました。

泥もこなしつつも、基本は重めの芝を踏まされる感じ。どのラインを走ると楽かが見極めづらく、芝が低く泥が少ないラインを選んで走りました。

 

そのあとに再度キャンバーがあり、ここはブレーキをかけずに一気に突っ込めば割と何とかなりました。本番では8周目にここで落車します。(何とかなってない)

 

そのあとはエリートクラスのみ、壁みたいな坂を直登させられます。

勢いをつけていくと一気に8割くらいは登れるのですが、後の2割で死ぬほど踏まされます。本番では5周目くらいに足が攣りかけ、以降は諦めて2割は担ぎで登りました。

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【本番】

エントリーリストを見ているとBridgestoneとか、弱虫ペダルとか、スワコとか、物騒な名前がたくさん並んでいて、非常に不穏な感じでした。何回ラップされるんやろ、と。

 

出走は39人で、まあ最下位じゃなければいいやくらいの気持ちで挑みました。

去年はkossy選手が優勝するくらいの感じで、同じレベルを期待していましたが、JCXには魔物が集まりやすいようです。

 

招集場所では「俺1週間もチャリ乗ってないわ~」とか、「禁酒してらめちゃくちゃ体の調子が良い」とか、「全日本から1㎏太ったわ」そういう会話が飛び交っていました。

 

ほぼ毎日酒飲んでて、月に2, 3回しか自転車に乗っていなくて、体重が1週間で±3㎏上下する人間がここにいますよ。今もSuntory Old飲みながらこの記事書いてますし。

 

 

最初、偶然スタートが上手くいってしまいます。1周目のみスタート直後がバンカーの砂だったのですが、ここをうまく通過してしまって25番手くらいになります。

 

しばらくすると30位くらい(多分)に落ち着いて、泥区間で轍にホイールをハメられなかった人を抜いたり、僕がバテてる体力を温存している状態で抜かれたりで進行していきます。

やはり、泥や芝が抵抗になるのでパワーのある人が速く(当然)、一度差が開くとなかなか取り返せません。

 

 

7周目くらいでトップにラップされ、その後もちょくちょくラップされる感じ。

トップは10周回で、ラップされた私は9周でゴールです。

 

まあ自分が遅いのは分かっているので、なるべく追い抜く人の邪魔にならないように左右に寄って走っていました。

 

8周目に後半のキャンバーで落車し、落車した瞬間に足を2か所攣ります。

すぐに自転車に乗りなおすも、脚が痛すぎて進めません。なんてこった。

 

8周目はまだ何とか走り切りましたが問題は9周目。

もう本当に足が動かなくて、腰も痛い、シューズを新調したのですがこれも締め付けが強くて足がめちゃくちゃ痛い。

平坦区間は軽いギアで回し、芝が重い場所はダンシングで無理やり乗って、最後の直登はもちろん全部おります。それどころじゃねーんだって。

 

この間も数名にラップされ、おそらくその中には同一周回の選手もいたと思いますが、邪魔するのも申し訳ないので積極的に道を譲りました。

7周目まではかなり良いペースだったのでめちゃくちゃ悲しい。

 

 

 

まだリザルトが出ていないのですが、30位台の後半あたりなんじゃないかと思います。最初2周で少しペースを上げすぎ、3周目からペースを落とすと5人くらいに抜かれ、7周目に足攣ってからさらに2,3人に抜かれた感じでした。

 

試走で自分の苦手な泥区間キャンバーはそこそこ上手く乗れるようになっており、コースの癖もだいぶつかめていたと感じていたので、そこに体力が追い付かなかったのは残念です。

 

 

【最後に】

走る前はちょっと憂鬱でしたが、泥区間キャンバーが上手く乗れると楽しくなってきます。体力を使わずにテクニカルな区間を走る感覚が少しわかってきたように思います。

 

体力について、まあ言い訳をすると、去年に遠距離恋愛の彼女ができて月に1,2回会いに行っていたので週末は月に2,3回しか自転車に乗れていませんでした。

ローラーもないので、日が暮れるのが早くなってからは平日も乗ってないですね。

 

飲酒は、、、趣味なので、、、、、、

ただ、最近は飯食いながら飲むのはノンアルコールビール(零イチ)にしています

 

こんなだらしない状態でレースに出ても無意味なので、マキノはエントリーしませんでした。

 

 

まあ、来年からは関西へ引っ越すので、ひたすら芦有と北摂走って体鍛えようと思います。ローラーが使えそうであればスマートローラーを買おうと思います。

 

来週からは2週間ほど九州旅行で、屋久島(宮之浦岳)・開聞岳も登ってきます。

さらばじゃ(チャリもな)