スイス旅行三日目はBernへ行ってきました。
ベルンは熊の街。
熊野は奈良の道。
さて、Bernとはスイスの首都である。
きっと誰も知らなかったと思う。
僕自身スイスの首都はZurichかGeneveだと思っていたし、実際さっき調べるまでそう思っていた。
スイスでどこ観光したらいい?的なことを拙い英語で聞くと、みんな
「ベンかな~」「ベンでしょ」「ベンなんかいいんじゃない?」
って感じの返答をしてくれたんだが、ベンなんて都市は全く聞いたことがない。
なんて話をしてたら二日目の夜、後輩が「今日はベンへ行くよ」と。
だからベンってどこやねん。
「西のほうだよ」
そりゃ東にはZurichしかないもんな。
出発当日の朝、後輩が行先の地図を見せてくれた。
そこには…
"Bern”
俺「ベルンやんけ!」
という流れで、Bernへ行くことになった。
さてさて、AarauからBernまではそこそこの距離がある。それを電車で行こうと思ったら途方もない金がかかるだろう。スイス物価高いし。
…とか考えてたらお父さんが連れてってくれるらしい。定年を迎えて牛も売って暇なんだとか。
ちなみにお父さんは英語を喋らないし、僕はドイツ語を喋らない。二人の間に意思疎通の手段はなかった。スイスにいる間、僕は結局お父さんと一切喋らなかった。
僕は心のLock Artist
スイスは僕が見た限りでは幹線道路がしっかりしており、国の真ん中を西から東へ太い高速道路がぶち抜いてるイメージ(あくまでも主観)。そして無料。
福井の8号線にも見習ってほしい。
その幹線道路を通ってベルンまで。
ちなみに車はKIA。感じになおすと起亜。韓国のメーカーです。
スイスではかなりKIAを見かけました。
乗ったのはこんな感じの車。
オイこれトヨタで似たの見たことあるぞ!
気になったけど黙っておく。
走ること一時間ほど。
まもなくBernへ到着。
雨が降ったり止んだりという天気で、少し肌寒い。
着いたのが9時ごろでまだ店も開いていないので、しばらく歩くことに。
ぐわー
こんな感じで雁木通りみたいになってて、雨は避けられる。
メガネ屋のドアノブ
花屋
イースターの卵かな?
こんな感じの店が並んでいるが、この日は日曜日だったので、昼を過ぎてもほとんどの店が開いてませんでした。まあ、パッと値札を見ても高くて買おうとは思えないんだが。
へるめす。いい建物だ。
何の建物だか忘れたけど何かの建物。親父さんが中に入れるか試したけれど入れず。
なんか会議があるからダメだとか。
観光客っぽいことをしてみる。
一生で一番髪が伸びてたのがこの時だと思う。
この後はMarmotのお店を少し覗いて(値段は日本と同じ値段だった。相対的にスイスでは安いということになる。)、そのあと教会へと足をのばす。
たけえ。
中はこんな感じ
あれみたいだな。タロット。
ドイツとスイスにいる間にいろんな協会をまわったけれど、どこも似たような感じで、とりあえず派手な窓と派手な絵と派手な天井と派手なパイプオルガンって感じ。
正直何も面白くない。
でもどこの教会にもパイプオルガンがあるのってすごいと思うし、
こういう細かい彫り物は素敵だと思う。
一通り見回って売店へ。
聞くところによると、この協会、階段で上まで登れるらしい。
実際に登ってみた。
階段こえー
高いところこえーよー
階段の途中なのに外が見えます。
ごわー
いい景色ですね。
コスパ高い。
お父さんがめっちゃ喜んでて、慣れない携帯をいじって姉にラインしててほほえましかった。ベルンは川にU字型に囲まれていて、守りやすい土地なんだってことがよくわかる。
人も少なくてのんびりと景色を眺めていました。
さて。
階段を下りてまた街を眺めてまわることに。
卓球台
高そうな建物だ。
Peugeot
乗りたい。
そんな感じでぐるりと街をまわり、さて帰ろう、と思ったら
タクシーがデモやってました。
100台をゆうに越える台数のタクシーがず~~~~~~~~~~っとクラクション鳴らしてました。
スイス中のタクシーが集まってるようで、とにかくうるさい。
でもデモをしてる人は笑ってこっちに手を振ってくれてました。
無許可のタクシーが客を乗せるのを国が問題視してることに対するデモだったらしい?
実はこの後、スイスで一番古い教会へ行ったのですが、長くなったので次にします。
この協会、最高でした。