各アウトドアウェアブランドの特徴

ここ数年で街でもよくアウトドアウェアを着ている人を見かけるようになりました。

Patagoniaのフリースや派手な色のマウンテンパーカーを目にしたことのある人は多いのではないでしょうか。

 

2018年3月追記:アウトドアミックスの着こなしについて記事を書きました。

yskxt.hatenablog.com

 

数年前よりデザインがよりファッショナブルになったのと、山ブームも再燃で、アウトドアウェアに興味を持たれている方も増えたのではないでしょうか。

 

 

でも、どのメーカーも似たような値段で似たような商品を出しているように見えるんじゃないでしょうか。

しかも、山用ウェアは高い…

 

 

そこで今回は、元登山部の私が主要メーカーごとの製品の特長と安く手に入れるコツについてまとめたいと思います。

 

 

 

North Face

ノースフェイス NP61400_SL Mountain Jacket マウンテンジャケット SL M【Mens】

The North Face(TNF)は昔からよく見かけるアメリカのアウトドアウェアブランドです。

現在日本で売られているもはほとんど日本のメーカーであるGoldwinが企画しており、日本のメーカーだけあって高品質なウェアが多いです。

 

防水素材はゴアを使い、かなりしっかりした作りです。

薄手のパーカーも素材感が良いです。

 

Goldwinは動きやすさにこだわっているメーカーで、サイズもかなり日本人体型にフィットします。タイトなシルエットなので街でも着やすいです。

ファッションブランドとコラボしてよりファッショナブルなモデルも増えています。

値段も割と良心的な安さです。 

 

最近はネイビー、オリーブ、カーキなどの街着でも着られるような色が増えてきました。

 

山で着るならはSummitシリーズ、街で着るならNorth Faceスタンダードで展開されているシャツやパーカー、紫色のラベルが特徴のnanamicaコラボがいいと思います。

 

 

 

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http://cotakemo.blog51.fc2.com/blog-category-6.html

こんなのとか。

あと、ストレッチ素材が入ってるのも動きやすくていい感じです。 

 

 

 

・H/H(ヘリーハンセン)

(ヘリーハンセン)HELLY HANSEN(ヘリーハンセン) FIBERPILE THERMO Hoodie HOE51254 W ホワイト M

こちらは北欧をイメージしたブランド。

こちらも日本で展開されてるのはGOLDWIN企画。日本製で質は高いです。

 

こちらは街で使うのを予め想定している感じで、割と安価な素材で見た目重視の製品が多いです。

1万円~2万円でミドルグレードの品が買えます。

 

 デザインが気に入った人にはアリだと思います。

僕は通勤用に1万円で買った合羽を持っています。

 

冬山登山なんかでは使わないほうがよさそうな気もするので街中や中低山くらいの利用の方に。

 

 

・Columbia

(コロンビア)Columbia フロストフリージャケット PM5239-F14 403 Deep Lagoon M(コロンビア)Columbia ワバシュジャケット PM5850-F14 048 Coal Multi M

 

コロンビアは渋いというか、レトロというか、ダサいというかそんな感じのブランドで、デザインに独特の雰囲気があります。

 

最近はブラックレーベルも展開しており、カッコいいのですが先進的過ぎて流行らない気がします。 

 

特徴は、マウンテンパーカーにゴアテックスではなく自社開発のオムニテックを使っていること。

他のブランドより1万~2万円くらい安く同じコンセプトの製品が買えます。

 

欠点は、縫製がちょっと荒いこと、全体的に”重い”こと(物理的に)、それとオムにテックの防水・透湿がゴアに劣ることです。

でも安価で使い安いので、実際に店で見てみてデザインが気に入ったら買いかなと思います。

 

それと、このカバン好きなんで再販してほしいですね。

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・Millet

(ミレー)Millet TRILOGY GTX PRO JKT MIV6070 0247 BLACK - NOIR L

 

Milletは石井スポーツによく置いてありますね。

ハイコストパフォーマンスのブランドです。

各メーカーに足りない要素を補い、なおかつ5000円ずつくらい安いといった感じ。

Milletは本当に万能で、品質もいいのでお勧めです。

 

サイズも日本人サイズで、MならMサイズの人でちょうどいい感じ。

ちょっと細めに絞ってあるサイジングでファッショナブルです。

色もオシャレで素敵です。

 

 

自分もMilletのビオナシージャケットを持っていますがかなり使えます。

(ミレー)Millet BIONNASSY EG STRETCH JKT MIV01081 0247 BLACK - NOIR M

 

ノースフェイスほどタイトでなく、パタゴニアほど高くないのがいいという人におすすめ。

 

 

・Patagonia

(パタゴニア)patagonia M's Shelled Synch Jkt 28145  COCR M(パタゴニア)patagonia M's Classic Retro-X 23055 010 NDK S

こちらも古くからあるブランド。

パタゴニアのフリースは有名で、街でもよく見かけるんじゃないでしょうか。

 

パタゴニア洗練されたレトロな正統派って感じのブランドです。

雨を防ぐというより防寒に重きを置いているような気がします。

古き良き登山着って感じですね。

 

「ザ・アウトドアブランド」という感じで、本当にそれっぽい雰囲気が出ています。

どの製品も質がよく、見た目も落ち着いていてかっこいいです。

着ようと思えば10年は軽く着られるでしょう。時代に流されないデザインです。

 

また、最もサスティナビリティに力を入れているブランドで、リサイクルポリエステルやオーガニックコットン(ベターコットン)、羽毛の使用禁止、店頭でのレジ袋配布中止など、いろいろな取り組みをしています。

 

欠点はアメリカンサイズな上に袖が長いことです。

日本人体型で着こなすのは難しいものも多く、試着は必須です。

 

いいものが買いたい、というこだわりのある方にお勧めです。

 

 

・Arc'terix

アークテリクス Arc'teryx Beta AR Jacket - Men's Dark Olympus メンズ 男性用 アウトドア ジャケット コート アウター 並行輸入ARC`TERYX Beta AR Jacket Women’s Mライトパープル

 新興ブランド。良いものだけを作るというコンセプトだったような気がします。

 

なによりカッコいいです。

大抵のアウトドアブランドは外注の生地を使っているので色が赤・青・黒と一辺倒ですが、アークテリクスは自社開発の生地を使っているので色展開が豊富です。

 

ウェアは素材も良く、立体裁断技術も高いです。

街中で着てもかなりオシャレに見えるんじゃないでしょうか。

 

バックも人気が出てきてるようです。

わざわざアークテリクスのカバンにしなくても他にいくらでもいいブランドはあります。

買うならウェアの方だと思いますけどね。

 

防水ウェアなら3。5万~8万くらい。

軽量モデルのSLシリーズ(大体4万円)を5年ほど使っていますが、防水性はかなり高く、値段が高い物を買う必要はないです。

 

防風なら1.8万円くらいから。

是非どうぞ。

 

 

 

とまあこの辺でしょうか。

他にもMammut、Tilak、Marmot、Karimmor、Montbellなどありますが、そんな詳しくないので言及しません。

 

モンベルに関して言うなら、全てのカテゴリをカバーしておりコスパは最強、ただし立体縫製のセンスなくサイズ感は微妙、性能はまあまあ、値段はそこそこ良心的といったところでしょうか。

全てのカテゴリをカバーしているというのが大きく、入門的な商品はモンベルに行けば一度で一式揃うほど、使い勝手がいいです。

 

長くなったので、安く手に入れる方法についてはそのうち書きます。