さて、Bernからの帰り、古い教会へ寄って帰ることに。
旅行中にいろいろな教会を見ましたが、ここが一番素敵だと思いました。
雪の降る中、曲がりくねった田舎道をしばらく走り、到着。
口頭では「スイスで一番古い教会」のようなことを聞いたが、調べてみるとそういうわけでもないみたい。
ただ、古いことは確か。
聖書の一文か。
教会の中には綺麗な花が生けてあった。
結婚式が行われるのであろう。
二人掛けの椅子には小さくハートがあしらわれていた。
これは教会のホームページからの引用。
(http://www.beatenbergbilder.ch/home/reportage_kirchenorgel_beatenberg_e_.htm)
都心部で見る教会というのは、たいてい、金をかけられるだけかけた様な装飾でギラギラしている。
ガラスは全て派手なステンドグラス、正面にはキリストの描かれたバカでかい絵画、後ろには巨大なパイプオルガン、あちらこちらに絵画が飾られ、天井にまでも絵が描かれている。
そういった華美の過ぎた教会よりも、白を基調に落ち着いた雰囲気でしっかりと手入れされている、こんな風な教会の方が素敵に思えるのでした。
んで、この後は村のレストランへ。
そこでデザートだけ頼んでティータイムにすることに。
実は残念なことに写真がない。
こんな感じのレストランだった。
奥の席で常連らしきおじさんが8人ほどでひたすらビールを飲んでて楽しそうだった。
(ビールが日本ほど高くない&一杯の量が多いので気軽に飲める)
僕が頼んだのはアイスにフランボワーズのジャムとベリー系(何だったか忘れた)のシュナップス(蒸留酒)がかかったもの。
大きいワイングラスにたっぷりとアイスが載って、その上にソースがかかっている。
…正直、こんな美味いデザートを僕は日本で食べたことがなかった。
値段は10スイスフランほどと安くはないが、これでもかというほど盛ってあるので不満はない。
後輩とそのお父さんが頼んだの(大皿に乗ったアイスに大量の生クリームがかかってる)も少し食べさせてもらったが、これも最高に美味かった。
最高。
ていうかデザートに果実酒掛けるの最高に美味しいから日本でも流行ってほしい。
レストランへ寄った帰りに、Emmentalチーズの工場へ。
~これはEmmental地方で作られるチーズのことを指す。Emmentalは典型的なチーズの見た目をしており、焼くと美味い~
"典型的なチーズ"
この穴の開いたチーズこそ、Emmentalである。
漫画や挿し絵などでチーズといえば穴の空いたこのエメンタールチーズが描かれることが多い。これは欧米では広く認知されているということとともに、絵で書いたときにチーズだということが伝えやすいことも理由にある。アメリカの有名なギャグアニメ「トムとジェリー」に登場するチーズがこれである。
とある。
それほどまでに世界的に有名なチーズは、本来この地方で作られるものを指す。
今回はその工場を覗いて見た。
(時間がなかったので写真が少ない)
これがチーズを作っている様子である。
見てわかる通り、デカい。
持ち上げられないほどに大きいため、異動には手前に見えるクレーンを使う。
これ一つで100Kgほどだろうか。
工場では色々とEmmentalに関する知識が得られて面白かった。
ぜひEmmentalについて一度調べてもらいたい。
この後ドイツへ行くと、市場で様々な種類のチーズが売られているのだが、僕はひたすらEmmentalを買って食ってた。
終わり。
次回はZurich市街地へ。