謙虚な気持ちで研究すること

今日は講義を受けている時に、教授が「研究とは謙虚な気持ちで行われるべきだ」という言葉を言っていた。研究をする際に、最初から結論を用意しておかないようにしろということらしい。

 

最初から結論(これは実証されるべき結論なので実際は仮説)を用意しておいてから研究を始めてしまうと、その仮説を裏付けるようなデータの採集に没頭するようになってしまい、結局つまらない研究になってしまう、というようなことだった。

 

初めから、「自分はこういう仮説を考えた。実証できたら人類にとって大きな進歩になるぞ」というような、傲慢な気持ちがあって研究を行っていたのでは、研究としてつまらない。

やはり、物事に対して謙虚な視点を持ち、それらを正確に認識することから研究が始まるのだろう。

 

僕はこの言葉に感銘を受け、卒論の方向性を失った。