今日のにぼ次郎

今日は朝7時起床、一限が試験。持ち込み可だったので余裕だった。

 

そのあと家で期末レポート。参考文献の少ないゴミのようなレポートが完成した。

 

提出して18時。ボックスでだべってから、ちょっとCiel.net西院へ行ってみることに。

五条通をかなり西へ進んだところへある、五条西小路というところまで自転車で行ったのだが、堀川以西の五条通が交通量の多い広島の旧二号線みたいな感じで割と死を覚悟した。祇園四条駅周辺くらい風俗が栄えてた。治安が悪そうに見えた。

 

帰りににぼ次郎四条店へ。ここで悲劇は起きた。

 

僕が店に入るのを見てか、後ろから帰宅中のサラリーマンらしき人が来て、一緒に店に入った。食券機の前で悩んでたし、初見っぽかった。僕は森三郎(680円)という、麺300gの油そばを注文した。油そばとは汁のないラーメンである。

このお店は結構幅広いメニューで、麺を増やせば二郎風だが、麺を増やさなければ至って普通の煮干しラーメン屋である。大抵のラーメンは200gまで麺を無料で増せ、森次郎だけ無料で300gまで増せる。僕が森次郎を選んだのはそのためである。僕と一緒に入った初見らしき人は、ラーメンと別に何かサイドメニューを頼んでいた。普通のラーメン屋の頼み方だった。

 

食券をわたし、麺が茹で上がるまで待つ。5分ほどで茹で上がり、野菜や脂を増すかどうかのコールが尋ねられる。

 

店員「(僕の方を見ながら)……のお客様ー」

 

僕「(よく聞こえない…)ニンニクアブラで」

 

店員「すいません、もう一度言ってもらっていいですか?」

 

僕「(遠いな…)ニンニクアブラで!」

 

店員「かしこまり!」

 

 

そのあと、サラリーマンの人に注文を聞いてた。彼は全マシらしい。二郎のことについては知っていたのかな?

 

で、ラーメンが運ばれてくる。

先にサラリーマンの方へどんぶりを置き、奥にいる僕の方へきてもう一つの方を置いた。

 

その時、僕が注文したのは油そばのはずなのに、運ばれてきたのは普通のラーメンのようだった。油そばは汁なしラーメンなので、汁が入っているはずがないのだ。

しかし、油そばはラーメン類の中で一番安い。おそらく店員が注文を間違えたのだろう。やった、680円でなんだかわからないけどそれより高いラーメンが食えるのだ。ラッキー。サラリーマンの人が頼んでたサイドメニューはライスだったらしい。こういうのは大抵ラーメンより後にごはんが出てくる。

 

 

二口食べたところで気付いた。サラリーマンが食べているラーメンの丼が森次郎のモノだということに。そして、普通に考えて森次郎とライスの食べ合わせはあり得ないことに。

 

 

 

そう、店員は注文を取り違えていた。

 

いや、違う。 

 

おそらく店員は僕の方を見ながら、

 

「豚骨ラーメンのお客様、野菜などどうしましょうか?」

 

と尋ねたのだ。

 

それに僕が答えてしまったため、サラリーマンの方に僕の注文した森次郎300gが、全マシで行ってしまったのだ。

 

 

ごめん…なさい……

二口食べたところで間違っていたことを指摘しても、かなり面倒なことになるし、油そばとラーメンの違いなんて一目でわかるのに食べたのはどう考えても故意だ。実際故意だ。

何も言えないまま、なにかわからない(おそらく豚骨)ラーメンを食べる。

緊張で味がわからない。

ニンニク強すぎる。

 

 

ふとサラリーマンの方を見ると、首をかしげながら森次郎でライスを食べている。

 

「(おかしいな…なんでこんなに麺が多いんだろう……しかもモヤシと脂多い…)」

 

という風な顔をしていた。ごめんなさい。

 

 

そのまま僕は彼より先に食べきって、店を出た。

戸を閉める時に店内を見ると、まだ森次郎と格闘しているのがみえて、涙が止まらなかった。