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うさぎや

うさぎ屋というラーメン屋がある。

久しぶりに今日うさぎ屋へ行ったら女子が一人で来ていたのでとても驚いた。

ラーメン屋に女子が一人で行くというのはたまにはあるだろうが、よりにもよってこのうさぎ屋にである。うさぎ屋についてよく知っているととても驚けるのだが、この驚きをぜひ伝えたいので、今日はうさぎ屋について書く。

 

うさぎ屋とは、某大学から程よく近いアパートの一階にあるラーメン屋である。

18時~23時営業。開店前は5人前後人が並ぶ。

店員は一人、カヤマと呼ばれる人物である。日曜日以外は彼一人で営業し、日曜日はバイトの人が店を開く。最近健康診断がヤバかったらしい。僕は去年の冬ごろからうさぎ屋へ行っていたのだが、今年の秋まで毎日アングロのパンツをはいていた。最近はメッシュのアディダスに変わった。

 

店に入ったらまず左にある食券機で食券を買おう。

650円が白い食券でラーメン。通常で麺が300g(普通の二郎系の大盛り程度。普通のラーメン屋の2倍強)。食券機の横にぶら下がっている小さい洗濯ばさみを一本はさめば200g、二本はさめば150g。大きい洗濯ばさみをはさめば一本につき100g増える。600gを超えると器が二つになる。

青い食券が油そば(汁なし)。ラーメンのスープの種にごま油と胡椒とマヨネーズが入る。麺の量はラーメンと同じ。スープがないので脂を摂取しやすく、完食しやすい。脂が飲みたい人はコレ。

赤い食券が味噌ラーメン。僕は食べたことがない。

あと、裏メニューでつけ麺があるらしいが正体は不明。

 

食券を買ったら冷水器で水をくみ、箸とレンゲとおしぼりを取って席へ。席は脂ぎっているので箸とレンゲはコップの上に置くことをすすめる。よく前の客の器が残ってるけど座って大丈夫。衛生面気にするくらいなら来ないほうがいい。茹でる麺の量を決めるので、食券をみえる位置に置こう。

 

ラーメンができるまでに15分程度かかるので、ほかの客を観察してみよう。初めての客はコールを間違えて死にそうな顔をしている。数回目と思われる大学生は調子に乗って麺を増して死にそうな顔をしている。ある程度二郎に行き慣れてるような客はほかの店のノリで脂マシマシにして吐きそうな顔をしながら食べているだろう。「俺今日調子いいわー」とか言いながら注文した客は9割方食べながら死にそうな顔をしている。笑いをこらえる。

 

麺が茹で上がり、目分量で器に盛られ、コールが回ってくる。

「ニンニク入れますか?」と聞かれたら ニンニクの量、脂の量、モヤシの量、一味の有無、タレの量を言おう。言わなければ普通の量になる。

 

初めてならニンニク抜きヤサイアブラ少な目

二回目ならニンニク別皿

三回目ならニンニク少な目野菜マシ

慣れてきたら脂を増そう。

うさぎ屋の「ニンニク普通で」は他店での「ニンニクマシマシマシ 脂マシマシ ヤサイ少な目カラメ」と同様である。初めて来た客が動揺するのがこれである。先ほどのコールを他店のと置き換えてみると

 

ニンニク抜きヤサイアブラ少な目→ヤサイ少なめアブラマシ

ニンニク別皿→ニンニク普通脂マシマシ

ニンニク少な目野菜マシ→ニンニクマシ野菜マシ脂マシマシ

脂マシマシなんていうワードを口にした日は生きて帰れないことを覚悟したほうがいい。コールは慎重に。

 

かなりの確率でコールを聞き返されるが、何とかラーメンができる。

麺が伸びる前に食べることをお勧めするが、自由に食べよう。三口くらいからつらくなってくると思う。あとはがんばって食べきるだけだ。もう二度と来ねえ、とか思っててもまた来週くらいに店を訪れてると思う。後悔しないように、脂を増さないようにという教訓をしっかりと心に刻もう。

 

以上