乗鞍&上高地&高山祭

先日、後輩をSDA王滝に参加させるために送り迎えをした際に車が故障。

ダイナモ(オクタネーター)が故障し、朝7時に大雨の降る神岡の山奥で2時間待機、からのレッカーをやりました。

 

 

 

ソニー損保のロードサービスでは「50km以内」または「保険会社の指定する工場」まではレッカーが無料。

保険会社が指定したのは富山プジョーだが、ディーラーに持ち込んだら修理費が高いのは目に見えてわかっていること。

しかもこの時点ではダイナモ自体が壊れていると思っていた。

ダイナモ自体を交換するとリユース品で8万~、新品交換だと15万~)

 

 

どこへ入庫するにしても一旦レッカーを出してくれた車屋に入庫するようで。

車屋から近い飛騨古川駅まで移動。

 

この日は大雨が降っていたのだが、駅に着くころには止んでいた。

一応様子を見てみようということで、ボンネットを開けて中を見ると、ベルトが外れているだけだった。ベルトを新品に交換するだけならうちでもできるよ、とのことで飛騨古川に入庫

 

したのが3週間前。

今週はその車を取りに行くついでに、乗鞍登って上高地観光して高山祭を見てきた。

その様子をお届けします。

 

 

 

 

10月8日(土)

飛騨古川にて車を回収。

高山のバローで食料を買い込み、塩尻に住んでいる友人に会いに松本まで移動。

松本の中華屋で飯を食い、塩尻峠をオープンカーで攻め、自分は道の駅『風穴の里』で就寝。

最近、中華屋に行くと担々麺を頼んで三宮のデパートで食べたのと比べてしまうが、それに勝るものはいまのところない。

 

ちょうど道の駅に着いた頃から雨が降りだしていた。

乗鞍側から松本へ下るブルぺ自転車と5台ほどすれ違ったが、それを追っているような様子だった。大体23時頃のこと。

歯を磨いて就寝。

 

 

 

10月9日(日)

朝6時に目が覚める。

大雨が降っている。

 

天気図を見ると昼前には雨が止む様子。

雨が弱まるまで道の駅で待機。

 

 

8時ごろに雨がピタリと止む。

今しかないと乗鞍の登り口まで移動。

到着後すぐに自転車を組み立て、ヒルクライム開始。

登り始めたのが9:00

 

登り口のおじちゃんに

「山頂付近は風が強いから自己責任でね。岐阜側は風が強いから抜けられないよ」

と声を掛けられる。

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登り始めは大したことなかったが、森林限界あたりから濃霧に。

何も見えない。

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自転車乗りは二人すれ違った。

あまり防寒してなさそうな様子で不安になる。

 

途中の山小屋あたりから体感気温が一気に下がり、アウターの下にセーターを着る。

ウールには水分を吸うと発熱する機能があり、乾くのも早い。

ユニクロのワゴンセール500円のセーターは冬の防寒具にイチオシだ。

 

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セーターを着こんだが、それでも寒い。

足を止めると一気に体が冷えて死んでしまいそうだ。

強風でペースは上がらないが、それでも踏み続ける。

 

 

10:20頃、県境に到着。

三本滝のあたりでポジションを直して15分ほど使っているのでいいタイムかな?

 

しかし、最後坂を登りきろうとした時、異変に気付く。

斜面に遮られていない県境だけ、風が明らかに強い。

秒速100mかというほどメチャクチャな風が吹き抜けている。

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しばらく斜面に隠れて風が弱まるのを待ったが、一向に弱まる気配がない。

仕方ないので陰から出ると、一瞬で右に吹き飛ばされた。

ヤバい。これはヤバい。

 

自転車から降り、吹き飛ばされそうなそれを担いで通り過ぎる。

し、死ぬ~~~~~

 

 

霧で完全に視界が塞がれ、畳平じゃなくて岐阜側へ間違って行ってしまう。

途中で気付いて引き返した。

 

畳平に着くも、濃霧。

他に自転車の姿はない。

 

とりあえず小屋に入ってストーブで暖を取る。

休憩室いっぱいの人が、登山目的の人が霧が晴れるのを待っていた。

 

 

30分ほど服を乾かし、セーターとアウターを着て下ることに。

天気は少し良くなっていた。

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一瞬霧が晴れた瞬間に撮影。

 

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手を離すと自転車が吹っ飛んでいくので手で押さえて撮影。

 

 

 

登りはひどかった天気だが、下りはいくらかマシになっていた。

 

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眼下のヘアピンに登ってくる自転車乗りが見えた。

 

 

この日はヘルメットを忘れたのでキャップ被ってゆっくりと下った。

ら、追い抜かれた。

安全第一。

 

 上高地

下りきったらすぐに自転車をばらして車に積む。

そのまま上高地へ移動。

一日600円の駐車場に車を止め、金がないので自転車で上高地へ移動。

上高地はマイカーが規制されているのだ。

 

 

しかし、駐車場から上高地はなかなか距離があった。

スノージェットとトンネルを4つほど抜け、ようやくマイカー規制の入口へ。

いきなりトンネルに入る。

しかしこのトンネルがなかなかの曲者で…

 

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1500m 斜度11%が延々と続く。

死ぬ…

39-28のギアで頑張って登り切る。

 

次のトンネルは平地っぽい。

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僕「え、なんか急に登り始めてるんだけど…」

トンネル「平地だと思ったか?バカめ!」

 

トンネルがこんなに激しく登ってるのは日本でもここくらいだと思います。

死ぬ。

 

上高地は駐輪場以降自転車立ち入り禁止なので、そこからは歩き。

 

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おなじみの風景。

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雪が解けて綺麗。

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自撮りなど。

 

せっかくなので、遊歩道を一周してみることにする。

一周15分くらいかな、と思っていたが、結局2時間近くかかった。

後の祭りとはこのことである。

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暗い中自転車でクソ狭い道を下りたくないので早足で歩く。

妙に反対方向から歩いてくる人が多いな、と思ったけど、一周2時間かかるんだから14時から歩き始める人なんて少ないよね、って話。

 

サルがいたり、きれいな池があったりと、自然いっぱいの上高地

いいところでした。

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16時ごろ上高地を出る。

ちょうど2台のバスの後ろにつき、トンネルはスムーズに下りきる。

 

ちょうど逆方向からツーリングをしているらしい20人くらいの学生の集団とすれ違った。

上高地にはキャンプがあり、ツーリングの野営地にはちょうどいいかもなんて思う。

 

 白骨温泉

高山へ行く途中、白骨温泉に寄る。

白骨温泉は家族風呂かと思うほど小さく、3人くらいしか同時に入浴できないが、かけ流しで、ぬるくて、ちょうどいい感じだった。

 

18時から宿泊客専用になるのか、それまでに上がってくれと言われた。

彼女とこれたら素敵だろうなんて思った。

 

 

風呂から上がったのが18時前、そこから高山へ向かう。

安房トンネルの有料道路は750円かかるので、ケチって安房峠を越えていく。

 

大体30分くらいかかったが、そこまで荒れてはなかった。

 

 高山

高山市街は車の立ち入りが制限されており、指定駐車場に停めて少し歩く感じだった。

20時から駐車料金が一気に安くなるので、市外のコンビニで時間をつぶしてから駐車。

車を停めた空町駐車場は『氷菓』で折木が新聞記事を調べる図書館だった。

 

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市街地に入る。

ちょうど目の前で前夜祭が行われていた。

山車が向きを変える場所をちょうどとれたので、写真を撮ってみる。

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大体11基ほどだったろうか。

 

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まつりのあと。

 

この日は屋台で高山ラーメンを食べ、古川の道の駅で寝た。

 

 

10月11日(月)

この日は朝9時に道の駅から自転車で市街地へ。

まだ空いている古い町並みを見て観光。

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喫茶『かつて』

折木が先輩と話すシーンで登場する。

 

後でここに入り、パフェを食べた。

 

高山祭とあり、市街地には朝市だけでなく、いろんな店が開いていた。

原木栽培のシメジ、味噌、好みの味に仕上げた七味、漆塗りの盆などいろいろ個人的にほしいものを買った。

 

 

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この日は山車が神社の前に一列に並べられていた。

人が多すぎるので遠目に写真を撮って終了。

 

この後は『かつて』でパフェを食べ、12時には高山を離れる。

自転車をばらして車に積み、下道で福井まで帰った。

 

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これは自分に買ったお土産である。

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この後シメジでほうば味噌を作り、久寿玉を飲んだ。

日本酒があまり好きではない僕も、飛騨の吟醸酒は大好きだ。

大吟醸より吟醸酒の方が米の味がして美味いと思うのだが、酒屋でそれを言ったら笑われた。

 

久寿玉は本当に美味しいので、高山に行った際はぜひ買ってほしい。

以上で三日間の飛騨旅行を終える。

 

高山ライド(後半)

さて。

 

 

朝は6時に起きた。

台風が近づいているせいでこの日は昼過ぎから雨予報。

なるべく早く、ゴールしたかった。

 

 

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高山には4度来たことがある。

観光はそこそこに、出発しよう。

 

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いつかはバグパイプで優雅に水出し珈琲を飲みたいと思う。

ここに来るときはいつも余裕がない。

 

 

 

 

今日は高山からR41・R360を経由して白川郷へ抜け、そこからR156で五箇山を通り抜けて金沢まで走る。

昨日よりは楽だが、下り切る前に雨が降ると困る。

 

 

出発してから休憩を入れず、『君の名は。』の舞台(らしい)飛騨古川を通り、山間部へ。

一気に車が減り、走りやすくなる。

 

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「落石注意」

 

「落ちてくる石が避けられりゃ世話ねえぜ」という声をよく聞くが、これは「落ちてくる石に注意」という意味ではなく「落ちている石に注意」という意味である。

 

急斜面の下や、動物の通り道になっている場所には落石が多い。

 

 

この日は避難訓練をしていたらしく、僕が村に差し掛かる度に大きな音でサイレンが鳴り始めて驚いた。

 

いきなり「大地震が起きました」なんてアナウンスされたらそりゃ驚きますわ。

しかも今回は携帯電話を持っていなかったので情報もない。

なかなかのスリルだった。

 

 

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村を二つほど通り過ぎると天生峠に差し掛かる。

ちなみに特攻の拓に出てくるのは天羽。読み方は同じ。

 

僕は下調べを一切してこなかったので、どのくらい登るのか全く知らなかった。

 

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景色ええやんけ。

 

 

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しかし上機嫌で走ってたらいきなり激坂が始まり、終わる気配がない。

フロントのインナーが39なのでなかなか死ねる。

 

1時間ほど登り続け、山頂に到着。

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でかい小屋があった。

峠には湿原があり、一時間ほどで全部見られるそうだ。

(写真の右側にいる女性に聞いた。)

 

しかし今回は雨に降られたくないのでスルー。

ダウンヒルに入る。

 

 

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すると突然に素晴らしい景色が目前に広がった。

 

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正面に見えるのが白山である。

 

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天生峠、最高か?

 

 

 

この後も下り続けるといきなり茅葺屋根のおうちが出現する。

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この集落に入る手前で左に曲がると有名な展望台がある。

一応、記念で写真も撮った。

 

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だいたい10時くらい。

 

 

 

この後はただひたすらR156を海に向かって下るだけ、に、みえた。

 

 

 

 

白川郷から少し下った場所のコンビニでポカリ900mlだけ補充。

バイクパッキングをしたチャリ乗り3人組がいた。

どこまで行くのかは聞かなかった。

 

少し早いペースで走る。

金沢へ抜ける車は少なく、走りやすい。

 

途中トンネルがいくつかあるのでリアライトをつけっぱなしで走る。

 

 

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丸池で水を汲む。

給水ポイントは大事にしていきたい。

 

 

2時間ほど走り、五箇山を抜けると金沢まであと少しである。

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しかし、最後の最後にクソみたいな登り。短いが急。

無言で登り切る。

せっかくなので登った後に写真を撮った。

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この後トンネルを抜け、一気に標高を下げる。

平地を一時間ほど、クソ暑い中走ると金沢に到着した。

途中少し雨が降り、アスファルトの持っていた熱がちょうど顔のあたりまで昇ってきてほんとうに暑かった。

 

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到着は14時。輪行の準備を終えたタイミングでちょうど雨が降り出した。

電車で芦原温泉まで鈍行で一時間ほど。15時過ぎには家に着いた。

 

 

二日目の走行時間は休憩込みで6時間。

 

二日間の走行時間合計は16時間 総走行距離320km 獲得標高4400m

久しぶりの運動により、翌日は筋肉痛になった。

 

終わり。

高山ライド(前半)

休日の二日間を使って高山まで自転車で行ってきました。

 

 

〈一日目〉

芦原→勝山→九頭竜→郡上→高山

 

〈二日目〉

高山→天生峠→白川郷五箇山→金沢

 

 

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総走行距離 320km

獲得標高 4400m

 

 

今回は最近買ったサドルバッグを使ってバイクパッキングをして走ってきました。

使ったのはモンベルのハンドルバッグとヒロエナジーのサドルバッグ。

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中身は…

・空気入れて使うマット

・布団代わりのエマージェンシーシート

・アークテリクスのジャケット

輪行袋

・着替え

・シャンプーセット

・工具

・空気入れ

 

ちなみにボトル二本とペットボトル一本で1700ml携行してます。

 

 

 

 

 

出発は7時。

まずは8号線で南へ下る。

 

福井市から勝山市へ入ると一気に田舎に変わる。

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ROAD OF ZEN

 

有名な寺があるらしい。

が、今回はパスで。

 

 

 

勝山市街地では道に迷い(156号線と158号線を間違えた)、20kmくらいプラスで走ってしまう。

 

つらい。

 

 

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田舎。

 

 

 

勝山から大野へ。

大野から九頭竜へと標高を上げる。

 

九頭竜湖沿いはバイクがたくさん走っていたが、自転車とは一台もすれ違わなかった。

 

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廃トンネル。入りたい。

 

 

 

休憩は道の駅『九頭竜』で一度だけ。

駅のモニュメントがあった。

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こんな田舎にこんな洒落たもんを建てるの、なかなか道楽だなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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と思ったら本当に駅でした。

 

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しかも終着。

 

 

 

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時刻表。(あ、察し…

 

 

 

 

 

さて、道の駅を出てまだまだ進む。

 

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ロックフィルダム

 

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ダム

 

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今日は天気がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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途中で一回生のときに走った道に出る。

 

懐かしいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

ここでみんなで寝たなぁ……

(睡眠時間が短すぎる夏合宿で疲れがピークだった)

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてお馴染みの油阪をサクッと越えると郡上市に到着。

目についたバローで昼飯を食う。

 

とにかくカロリーを摂りたいが、食欲がわかなかった。

烏賊の寿司とリンゴジュースを一気に食う。

飯が不味いのがロングライドの一番嫌いなところだ。

 

 

 

ここからしばらく写真がない。

飯を食った後は休憩なしで飛ばした。

 

たまに道端にある給水ポイントで水を汲む。

水場の近くにコップが置いてあれば飲める水の可能性が高いぞ。

(自己責任でお願いします。)

 

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ひるがの高原の分水嶺

後は下るだけか?

 

 

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高山まであと48km。

この交差点の手前にも給水ポイントがあった。

 

…この後登りがあった気がするが記憶がない。

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小鳥峠。ODORI 峠と読みます。

もう一つ岐阜県内で小を「お」と読む地名を見た。

 

峠は高速道路のPAが併設されており(入れないが)、高速道路の最高標高地点らしい。

これで国道・高速・舗装路最高地点を全て回ったことになった。

渋峠・小鳥峠・乗鞍畳平)

 

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最後の登りを終え、高山市への下りにて。

竪穴式住居。

 

中をのぞくと普通に住めそうな感じの完成度。

僕も一度小学生の時に竪穴式住居を作ったことがあるが、それとは比べ物にならない。

 

 

 

そして。

 

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17時頃に高山駅に到着。

7時出発で17時着なので走行時間は休憩込みで10時間になります。

走行距離は183km。

勝山で迷ったのを考えるとまあまあのスピードかな?

 

 

 

高山についたらまず、駅前の案内所で銭湯マップと高山ラーメンマップをもらう。

なんと、市街地の銭湯と雑誌に掲載された高山ラーメンの店が全て網羅されていた。

非常に便利である。

 

僕は赤十字病院の前にある銭湯に入り、桔梗屋高山ラーメンを食べた。

桔梗屋のラーメンはとても美味しい。

 

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氷菓』の制服は実際に斐太高校で使われているものと同じである。

完璧なクオリティで千反田えるのコスプレができることをここに示しておこう。

 

 

この日は公園で寝ようと思っていたが、急に雨が降ってきたので急遽寝る場所を変更した。場所は伏せておくが、雨を防いで快適に寝ることができた。

 

長くなったので後編に続く。

プジョー206ccを買いました。

プジョー206ccを買いました。

 

f:id:yskxt:20160826220513j:plainこんな感じの(写真は転載)。

 

私は今福井に住んでいるのですが、大阪の店で安い206ccが見つかったので、電車で大阪まで行って買いました。

車検も2年分通してもらって、安心の納車。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納車の翌日、窓が壊れました。

 

はい。

 

 

リアの右窓が壊れて、手で動かせる感じになりました。

中で切れたワイヤーがカラカラいってる感じがする。

 

 

 

 

 

 

仕方ないのでヤフオクで修理パーツ(3000円)を買って直しました。

修理の方法はテキトウにネットで調べて。

 

テキトウにバラシて、抜き出したレギュレーターを分解して、新品のワイヤーを巻き直して(この工程が一番難しい)、滑車を交換して、組み直しました。

 

直ったぜ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日リクライニングが壊れました。

 

いい調子。

 

車屋にどうしたらいいか聞いたら「適当に油差して」とのこと。

面倒くさいのでまだ直してません。

 

 

 

そして昨日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車のトランクに鍵を閉じ込めました。

 

いい感じじゃん。

 

 

 

まだ任意保険に入ってなかったので、即日でロードサービスのついてる保険に加入し、今日ピッキングしてもらいました。

 

 

 

そんな感じで、納車したけどトラブルだらけで楽しいカーライフを送っています。

(まあ楽しくはない。)

アスペルガーの恋愛論

アスペルガーは受け身の恋愛しかできない。理由は二つある。

 

一つ目は人の気持ちを読み取ることができないからだ。アスペルガーは相手が喜んでいる、怒っているという状態は理解できる(アスペルガーに人間的な感情がないわけではないので)が、相手の気持ちを読み取ることが極端に苦手である。私はよく相手が何を考えているのかわからなくて不安になることが多い。相手が笑っていないと自分のことを嫌っているのではないかと思ってしまうからだ。無表情をされると非常に不安になってしまう。

 

私はある人に対して「人の気持ちがわからないのだがどうしたらいいのだろう」と聞いたことがある。その人の答えは「人の気持ちが読み取れる人間なんていない」だった。確かにその通りである。超能力者でもない限りは他人の気持ちをそう簡単に読み取れるはずがない。

 

では、アスペルガーには何が欠落しているのか。私はアスペルガーには感情の「曖昧さ」が欠落しているのではないかと推測する。これはどういうことかというと、「うれしい」か「悲しい」、「幸せ」か「辛い」かの二極しかないのではないかということだ。私は、アスペルガーはおそらくそういった感情の「曖昧さ」を理解できないため、人の気持ちがわからないのではないかと思う。

 

アスペルガーが受け身の恋愛しかできない二つ目の理由は、この「曖昧さ」を許容できないことである。彼らにとっての恋愛感情には、「好き」か「嫌い」か「興味がない」の三つしかないのである。

 

アスペルガーは惚れやすい。というのも、相手が気まぐれで優しくしたとしてもそれを好意として受け取ってしまうからだ。優しくされると、相手が自分のことを好きではないと分かっていたとしても、アスペルガーの他人に対する感情は「好き」「嫌い」「興味がない」の三つしかないため、優しくされて「嫌い」と「興味がない」の二つが消去されると、自分の中ではその人に対する「好き」だけが残る。そういった思考の極端さゆえに惚れやすい。少なくとも私はそうだ。人に少しでも優しくされたら死ぬほど嬉しくなる。自分がこれまであまり優しさに触れてこなかったから惚れやすいのかと思ってきたが、これは自分の感情の極端さからくるのだと気付いた。

 

しかし、これは逆に言えば誰でも好きになるということである。正直なところ、自分の基準の中で「好き」に触れていれば誰でもいい。それ以外に人を区別する基準は、顔、性格(表にハッキリと現れるものだけ)、声、年齢、体型くらいしかない。そうなるといくらでも好きな人間が上がってくる。

 

付き合うには大凡、告白する必要がある。この告白が難関である。惚れた理由は「自分の許容範囲に入っているから」だ。「その人じゃないとダメ」な根拠なんてない。アスペルガーは自分の感情に正直なので滅多に嘘はつかない。嘘をつくことは誠意のないとても失礼なことだと思っている。自分が好きだと思った人に対してそんな誠意のない行動をするわけがない。そうすると、告白の文句は「(なんとなく)好きだから」という風になってくる。「自分の許容範囲内だからです」、なんて言えるわけがない。

 

そうやって告白をして、付き合うかどうかを決めるのは相手の返答である。アスペルガーは相手の返答を「バカ正直」に受け取る。相手が「嫌い」だと答えれば「自分は相手にとって不快な存在である」と考えて関係を一切断つだろう。逆に「好き」だと答えればその人のしてほしいことを素直に実行するだろう。

 

そういった意味で、アスペルガーの恋愛は「受け身」でしかありえないのである。人の感情が分からない(気持ちの曖昧さを理解することができない)ので、相手の感情を機敏に読み取ってそれに対して適切な対応をする、なんてことはできないので、付き合う手段というのは「相手からの告白」か「自分からの告白」になってくる。恋愛という、「互いの曖昧な感情の擦り合わせ」なんてものはハードルが高すぎる。自分が相手に取るべき行動をハッキリさせるために告白する。相手が自分のことを好きなら距離を近づけるし、相手が自分のことを嫌いなら距離を離す。その両極端の選択肢しか彼らは持っていないのである。

 

とまあ、ここまでWikipediaアスペルガーの項目を見て自分の行動をそれに当てはめて自分の行動からアスペルガーの特徴だと思われるところを抜き出して際立ったところをまとめたわけですが。

 

自分自身、好きという感情はよくわかりません。

「相手からの許容」が自分にとっての「好き」に直結している気はしますが、一般的な「好き」「この人じゃないとダメ」というのは自分にはわかりません。

 

しかし逆に、適当にLINEで受け答えをしてそれで付き合うというのは自分には理解できません。それで自分が許容されているのか不安だからです。また、それで誠意を示せているのかという疑問があるからです。

 一般的な人にとっての恋愛とは、そういうテキトウなものなのかもしれないし、「この人じゃないとダメ」という厳格なものなのかもしれません。

僕にはそれはわかりません。

 

逆に、アスペルガーの恋愛感情は非常に激しいものです。

好きになったらもう「好き」という感情しかないのです。

「何をすれば相手が喜んでくれるか」はわからないけどなるべく喜んでほしいと思うわけです。その感情に妥協はありません。

 

しかし、アスペルガーは大概、「自分の思うがまま」「自分のしたいように」人と接して不快に思われることを経験しています。空気が読めないからです。人の感情が分からないからです。だから、自分が好きな人に対して「自分がすべきだと思ったこと」をしては相手を不快に思わせてしまう、と思うわけです。だから、自分がその人のことを大好きだという感情を持っていてもそれは行動に表れません。受け身で「何をしてほしいのか」わかる範囲でしか行動しないのです。それは、彼らなりの好意の表し方なのです。受け手からすると「そっけないな」とおもうかもしれませんが、彼らは独特な個性を自ら抑え込むことに注力しているということを知っていてください。

 

アスペルガーと付き合うコツは、自分の感情を適宜口に出すことです。そうしないと自分が何を考えているのかわかりません。好意ですら、おそらく口に出さなければわかりません。照れて無表情になっていても怒っているように思うかもしれません。何かしてほしくても、それを口にしなければしていいのかわかりません。加えて、適宜相手の感情を聞いてみてほしいのです。おそらく自分の想像とは違うことを考えています。アスペルガーはそういう感情について理解してほしいと思っています。「なぜそんなことを思うのか」と思ったら、それを尋ねてみてください。きっと「自分なりの表現だけど」と前置きして説明してくれるはずです。

 

アスペルガーの長所は思考力と高い合理性です。嘘をつかないことです。考えていることを丁寧に説明してくれることです。曖昧さや不透明さを取り除いてくれることです。正直なところです。自分で「好き」と宣言したら終始それに従って行動してくれることです。普通の人なら煙に巻いていうようなことでもはっきりと言ってくれることです。バカ正直、というか愚直さと素直さと真面目さです。

そういうところを好きになってやってください。

 

 

アスペルガーは、恋愛では、自分が受け入れられるたびにその人に「期待」し、告白なりして距離を詰めた後、付き合うか拒絶されて距離を開けることしかできません。なるべく多くの人がアスペルガーの思考回路について理解してくれれば楽になるのかもしれませんね。

 

それか、「好き」という状態について厳密に定義してくれればアスペルガーにも「恋愛」というものが理解できるのかもしれません。

そういった「恋愛」という曖昧で理解不能なものに苦しむアスペが一人でも減るといいのですが。

ブロードバンド会社は詐欺まがいのことをしている

引越に際してブロードバンド関連の契約をどうするかについて店に聞きに来た。

しかし店員の対応がクソすぎる。

こんなもんは詐欺だ。

 

 

最初に私が言ったのは

①今の契約のまま引越すのか②新しい割引に更新して引越すのか③一度解約して再契約するのか、それぞれ見積もってもらって一番安いものを教えてください」

ということ。

 

それに対するソフトバンク店員の返事が

店員「ソフトバンクに乗り換えるともっと安くなりますよ

僕「あーハイハイ」

店員「これがこうで…」

僕「あーハイハイ」

店員「こうなるわけなんです。いかがでしょうか?」

僕「あーハイハイ

店員「?」

 

僕「だからさ、聞いたことに最初に答えてくれない?ソフトバンクにする気はないんだけど?」

店員「分かりました…」

 

 

私が今契約しているのがフレッツ光+OCN。

 

フレッツ光は「フレッツ・光プレミアム・マンションタイプ(VDSL方式)」の「プラン1」に「どーんと学割」を適用して月2530円

それにOCNの月850円を足して月3380円

 

引越後も同じ契約にすると2年間は同じ料金 月3380円

 

4年目以降は

フレッツ光ネクスト・マンション・スーパーハイスピードタイプ隼」の「ミニ」タイプで月3520円

+OCN 月850円=月4370円

 

 

 

一方で…

ソフトバンクが提示した額が月3800円

工事費無料 事務手数料3000円

 

 

【今のまま】

工事費:7500円 事務手数料3000円

2年目まで…月3380円

3年目以降 月4380円

 

ソフトバンク移行】

月3800円

工事費なし 事務手数料3000円

 

 

2年目までの料金

NTT(OCN)…3380×24+7500=88620円

ソフトバンク…3800×24+3000=94200円

 

つまり、2年間は今のままの契約の方がソフトバンクより安い

何が「乗り換えたら安くなる」だテキトウなことを言うな

 

 

一応NTTに料金を確認したときも対応がクソで、オペレーター「すいません、料金表が読みづらいので少し待っていただけますか」といったまま5分間保留状態にされ、引越の工事費はキャンペーンで半額の7500円になるという建前なのに「いえ、最初から7500円でございます」と言われ、引越の手続きを依頼したら「引っ越し先の都道府県の支社の方へかけなおしてもらえますか?」と言われる始末。「いやいやそっちからかけなおしてくれませんか?」

 

 

 

ソフトバンクはテキトウを言うし、NTTのオペレーターは自社の料金体系すら把握していない始末。どうやら彼らは割引を列挙するだけの仕事しかできないらしい。

 

結局、2年間はNTT+OCNを使って、2年後にIIJMIOひかりへ移行するつもりです。

IIjmioSIMカードとの同時契約で常時3980円から600円割引、期間限定で一年間300円割引が追加になってました。

 

今の携帯とブロードバンドの契約内容が

携帯…au(通話のみ)980円

スマホIIjmio(データ通信3GB)900円

NTT+OCN…3380円

計5260円

で運用している状態です。

携帯のキャリアは高すぎるしブロードバンドも高すぎる。

 

 

いいですよ格安SIM。最高です。

www.amazon.co.jp

 これ買って契約するだけで月1000円程度でデータ通信ができます。

基本はLTEで、ひと月の通信量をオーバーしたら3G回線になります。

LTEはかなり早いですし、3Gでも画像読み込みが遅いくらいで使えなくはないです。

余ったLTEの通信量は翌月に2GBまで持ち越せます。

 

ただし、auSoftbankの端末には対応してないので、小売店へ行ってSIMロックを解除するか、DocomoまたはSIMフリーの端末を用意する必要があります。

 

 

 

携帯各種キャリア&NTTへ

なんで「一番安い契約にしてください」の一言で契約が済まないんだ

割引したところで高いじゃねーか

 

最後に言わせてもらう、携帯キャリアとNTTは早く死ね

 

あとNTTは毎月「あなたのマンションでインターネットを引く期限が迫っています!」と書かれたチラシを放り込むのをやめろ